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Snapdragon SoundやLDAC、独自のANCにも対応

EarFun、ブランド初のハイブリッド完全ワイヤレス「Air Pro 4+」。ドライバーの“配置角度”で音質追求

公開日 2025/11/14 15:36 ファイルウェブ編集部
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EarFunは、ブランド初のハイブリッドドライバー構成と、独自のドライバー配置技術を採用した完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 4+」を、2025年11月17日に発売する。価格はオープンだが、税込13,990円前後での実売が予想される。カラーバリエーションはブラック/ホワイトの2色展開。

「EarFun Air Pro 4+」(ブラック/ホワイト)

同ブランドとしては初めて、10mmダイナミックドライバーとBAドライバーを各1基ずつ搭載したハイブリッド構成を採用。さらにドライバー配置において、独自開発の「オフアクシス配置音響構造(Nano Side-Fitted Acoustic Architecture、NSAA)」を導入した。

これは、ダイナミックドライバーに対してBAドライバーを11度傾けて配置することで、両ドライバー間で発生する磁気干渉を抑制し、高音域の減衰を最小化するというもの。各ドライバーのポテンシャルを調和させ、これまでにない透明感と明瞭さを再現するという。

ブランド初のダイナミック+BAハイブリッド構成を採用
ダイナミックドライバーに対しBAドライバーを11度傾けて配置する設計「NSAA」により、各ドライバーの特性を最大限に引き出し、調和させたという

ブランド独自のアクティブノイズキャンセリング(ANC)「QuietSmart 3.0」も搭載。フィードフォワード/フィードバック方式を併用するハイブリッドANCで、独自のアルゴリズムにより音楽信号とノイズの差、およびドライバーユニットと鼓膜間の音響特性を毎秒400回以上の頻度で検出。最大50dBのノイズ低減を実現するとしている。風切り音の抑制や外音取り込みの自然さも特徴だという。

通話品質の面では、左右各3基、計6基のマイクを搭載。cVc 8.0およびAI技術を活用したアルゴリズムにより、環境ノイズを抑制しつつ声を明瞭に伝えられるとのこと。

独自のアルゴリズムを用いるANC「QuietSmart 3.0」により、最大50dBのノイズ低減を実現

Bluetooth接続においては、クアルコムの最先端チップ「QCC3091」を採用し、「Snapdragon Sound」に対応。コーデックはaptX Adaptiveに加えaptX Losslessをサポートし、対応スマートフォンと組み合わせることで44.1kHz/16bitのロスレス伝送が可能。さらにLDACにも対応し、最大96kHz/24bit相当のハイレゾオーディオワイヤレス再生が行える。

次世代規格のBluetooth LE Audio(LC3)、およびAuracastにも対応し、1台の送信機から複数受信機への同時伝送に対応する。ほか、2台のデバイスと同時ペアリングが行えるマルチポイント接続については、システムを見直すことでLDACコーデックとの併用を実現した。音声遅延を50ms以下に抑える低遅延モード(ゲームモード)も備える。

「Snapdragon Sound」、LDACなど多彩なコーデック/機能に対応

防塵防水はIP55等級相当。連続再生時間は、ANCオフの場合イヤホン単体で最大約12時間/充電ケース併用で最大約54時間。ANCオンではイヤホン単体で最大約8時間/ケース併用で最大約36時間となる。約10分の充電で最大3時間の再生を可能とする急速充電機能や、ケースのワイヤレス充電にも対応する。

専用アプリ「EarFun Audio」(iOS/Android)では、10種類のプリセットEQや「環境音」再生、操作のカスタマイズ、マルチポイントなど機能のオンオフ、ファームウェアアップデートなどが行える。

質量は、イヤホン単体が片側5.0g、充電ケース込みで54g。付属品はUSB-Cケーブル、イヤーピース(XS/S/M/L/XL)を用意する。

なお同ブランドでは、発売前日の2025年11月16日まで「先行予約販売キャンペーン」を実施中。キャンペーン特設ページにてメールアドレスを登録すると、発売日にAmazonおよび公式直販にて使用できる30%オフクーポンコードが送付される。なお、クーポンコードの利用期限は11月20日まで。

 

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