FIIO、50mmドライバーを搭載するエントリー開放型ヘッドホン「JT3」。約1.3万円
エミライは、同社取り扱いブランドFIIOから、50mmドライバーを搭載した開放型ヘッドホンのエントリーモデル「JT3」を11月21日(金)に発売する。価格はオープンだが、市場では税込13,200円前後での実売が予想される。カラーバリエーションはブラック/シルバーの2色をラインナップする。
広々としたサウンドステージと正確な音像定位を体感できるとする、同ブランドの開放型ヘッドホンの入門機に位置づけられるモデル。基本設計については、密閉型エントリーモデル「JT1」を踏襲したという。

FIIO、密閉型ヘッドホンの新たなエントリーモデル「JT1」
2024/96/24
ドライバーユニットは50mmダイナミック型を搭載し、剛性の高いPEK(ポリエーテルケトン)と柔軟なPU(ポリウレタン)を組み合わせた複合振動板、強力な駆動力を生むN52マグネット、軽量かつ強度が高いTILボビン+CCAW巻線のボイスコイルなどを採用。大口径によって一度に多くの空気を振動させられるため、広大なサウンドステージと力強い低音、精密なサウンドを再生できるとしている。
またドライバーユニットは、音を鼓膜に向けてダイレクトに届けられるよう角度をつけて配置。イヤーカップ内の空気の流れも最適化されるため、サウンドの印象もよりクリアになるという。
ハウジングの開口部を覆うグリルにはアルミニウム - マグネシウム合金を採用し、軽量さと滑らかな質感を両立。ヘッドバンドはステンレスと亜鉛合金製で、強度と安定したフィット感を確保している。イヤーパッドは、柔らかく肌触りの良いベルベット素材と低反発フォーム素材を組み合わせており、着脱して清掃することができる。
ケーブルは左右両出しタイプで、3.5mm 3極プラグによる着脱に対応。付属ケーブルはパラジウムメッキ無酸素銅導体を採用し、マイク付きインラインリモコンを装備するため、音楽再生/停止の操作やスマートフォン/PCでの通話などが行える。3.5mmから6.3mm標準プラグへの変換アダプターも同梱する。
再生周波数帯域は10Hz - 40kHz、インピーダンスは80Ω、感度は97dB/mW(@1kHz)。本体質量は約330g。収納ポーチが付属する。



