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最大192kHz/24bit対応

JBL、シリーズ最上位コンデンサーUSBマイク「Quantum STREAM STUDIO」など3機種

公開日 2024/02/15 13:13 編集部 : 伴 修二郎
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ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのコンデンサー型USBマイク “Quantum STREAMシリーズ” のフラグシップモデル「JBL Quantum STREAM STUDIO」、および「JBL Quantum STREAM WIRELESS」、「JBL Quantum STREAM TALK」を2月22日より順次発売する。価格はいずれもオープンで、発売日と同社オンラインストア価格は以下の通り(表記税込)。

“Quantum STREAMシリーズ” のフラグシップモデル

・「JBL Quantum STREAM STUDIO」 22,000円 2月22日発売
・「JBL Quantum STREAM WIRELESS」 14,300円 3月1日発売
・「JBL Quantum STREAM TALK」 6,930円 2月22日発売

ゲームや配信、ビジネスシーンなどでの活用を想定した卓上型USBマイク “Quantum STREAMシリーズ” から、フラグシップモデル含む全3モデルが登場。いずれも今年開催された「CES 2024」にて海外発表されていたモデルが、この度国内展開が決定した格好だ。

「JBL Quantum STREAM STUDIO」は、3基のコンデンサーマイクを搭載した、 “スタジオクオリティ” を謳うフラグシップモデル。ゲーミング用オーディオとして開発された “Quantumシリーズ” ならではの高い音響技術を採用することで、本格的なオンラインゲームのプレイやゲーム実況の単独配信などに最適なモデルと説明している。

「JBL Quantum STREAM STUDIO」

14mmエレクトレットコンデンサーマイクモジュール3基の搭載により、単一指向性、無指向性、双方向、ステレオの4つの指向性パターンをサポート。マイク本体底部のボタンで簡単に切り替えが行える。また、どの指向性を選択しているかなど設定状態を本体前面のアイコンから確認できる。

最大192KHz/24bitまで対応し、マイクで収音した際の音波をより高精細にサンプリング可能とアピールする。また、音声のゲインレベルをモニタリングして自動調整する「DRC(ダイナミックレンジコンプレッサー)」も搭載することで、よりバランスの良い配信や録音を提供するという。

録音レベルは本体に備えるLEDから確認可能。さらに、外部の衝撃やタイピング音などを吸収するショックアブソーバーを内蔵するなど、卓上から伝わる音を拾わないような仕様を施している。

ミュートの切り替えは本体天面をタップするだけで瞬時に行える。背面には3.5mm出力端子を装備し、イヤホンやヘッドホンとの接続にも対応。卓上での据え置き使用に加えて、三脚とブームマイクにも追加パーツなしで取り付けが行える。

周波数特性は50Hz - 16kHz、感度は-37±3dB (1 kHz@I Pa, 0 dB=1v/Pa)、ヘッドホン部のインピーダンスは16Ω。外形寸法は90W×205H×90Dmm、本体質量は約555g。付属品としてUSBケーブルを同梱する。

「JBL Quantum STREAM WIRELESS」は、2.4GHz接続のUSB Type-Cドングルとクリップオン設計によるUSBワイヤレスマイク。衣服に簡単に装備可能で、マイク本体とドングルを1つの充電ケースに収納できるコンパクトサイズによって、屋内だけでなく屋外でも手軽に使用できるよう配慮している。

プラグ&プレイの2.4GHzドングルによるワイヤレス仕様で、接続距離は最大100mまで対応。風切り音低減用の風防ファーも同梱し、屋外で使用する際に気になる風の音もカットできる。

「JBL Quantum STREAM WIRELESS」

指向性パターンは無指向性で、最大48kHz/16bitでの録音が可能。車の音や人の話声などの生活環境音を3段階レベルで低減できるノイズキャンセリング機能も搭載することで、よりクリアな収音が可能だという。

風切り音低減用の風防ファーも同梱

屋外での使用にも最適

最大録音時間は24時間で、約15分の充電で1時間使用できる急速充電にも対応。マイク本体はIPX4規格の防水性能にも準拠する。ミュートの状態がわかるLEDステータスライトも搭載し、接続ドングルはUSB Type-C仕様によりスマートフォンやPCなどあらゆるデバイスと接続できる。

“Quantumシリーズ” 共通のソフトウェア「JBL QuantumENGINE」に対応するほか、JBLのイヤホン/ヘッドホン専用アプリ「JBL Headphones」との連携も可能。それぞれイコライザーやマイク感度、マイクゲインの調整など詳細なカスタム設定が行える。

周波数特性は20Hz - 20kHz、感度は-36±3dB (1 kHz@I Pa, 0 dB=1v/Pa)。本体質量は約6g。ほか付属品として、USBケーブルも同梱する。

「JBL Quantum STREAM TALK」は、6mmエレクトレットコンデンサーマイクを1基搭載するスタンド付きUSBマイク。スリムでミニマルなデザイン設計によって、卓上でもシンプルかつスマートに使用できるとアピールしている。なお、本モデルのみ、JBLオンラインストア、JBL Store(横浜)、JBL公式楽天市場店、JBL公式Yahoo!店およびAmazon JBL公式ストアでの限定販売となる。

STREAM STUDIOと同様、“Quantumシリーズ” ならではの高品位なマイク性能を踏襲したと説明。指向性パターンは超単一指向性で、最大96kHz/24bitでの録音が行える。

「JBL Quantum STREAM TALK」

タイピング音など外部から伝わる衝撃音を吸収するショックアブソーバーも内蔵するほか、シリーズ共通のソフトウェア「JBL QuantumENGINE」にも対応し、ボイスイコライザー設定など各種調整が行える。

最大96kHz/24bitでの録音が行える

マイクスタンド底部には、ボリュームを調整できるノブを装備し、ノブをワンプッシュすることでミュートのオン・オフの切り替えが行える。周波数特性は50Hz - 12kHz、感度は-47±3dB (1 kHz@I Pa, 0 dB=1v/Pa)。外形寸法は105W×186H×100Dmm、本体質量は約146g。ほか付属品として、USBケーブルも同梱する。

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