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D8000などより16%の軽量化

final、Dシリーズ新フラグシップヘッドホン「D7000」2/29発売。税込39.8万円

公開日 2024/02/09 12:00 編集部:杉山康介
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finalは、同社“Dシリーズ”新フラグシップヘッドホン「D7000」を2月29日より発売する。価格は398,000円(税込)で、本日2月9日12時より予約受付が開始される。

D7000

「誰もがわかる圧倒停なサウンドクオリティを持った製品」をコンセプトに、2014年より開発が始まったDシリーズ。新モデルのD7000は、理想的な構造設計を模索するなかで、「D8000」の構想当初から研究開発を続けてきたという。

ドライバーには新設計の「ピナ アライン ディフューザー」や、より高効率な「AFDS(エアフィルムダンピングシステム)」を搭載。Dシリーズの特徴である平面磁界型の繊細な高域、ダイナミック型の量感と開放感のある低音を両立したサウンドに加え、特に声や弦の帯域の解像度が高く、艶のある滑らかなサウンドを実現したとのこと。

D7000のドライバー分解図

同社によるとD8000がダイナミックレンジの広いクラシックなどを得意とし、「D8000 Pro Edition」がダイナミックレンジの狭いポップス・ロックなどでより解像感のある音質になっていたのに対し、D7000は両機のちょうど中間に位置するような音質イメージだとしている。

筐体はアルミマグネシウム合金切削で作られており、設計全体を見直したことでD8000、D8000 Pro Editionと比較して約16%の軽量化に成功。精度を追求した自社工場生産を行うほか、長期使用を考慮した修理の容易な設計がなされているという。

またヘッドバンドとイヤーパッドも新開発で、ドライな肌触りと耐久性を兼ね備えた和紙を使う特殊生地の採用により、高い耐久性を実現。ケーブルはOFC線材の着脱式ケーブルで、プラグは6.3mm、ケーブル長は3mとなる。

感度は89dB/mWでインピーダンスは50Ω、本体質量は437g。パッケージには専用プロテクトケースやセキュリティキー、ケーブルポーチが付属する。

パッケージ内容一覧

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