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約540台のエプソン製パソコンも採用

「エプソン チームラボボーダレス」が麻布台ヒルズに2/9オープン。約560台のエプソン製プロジェクターを導入

公開日 2024/02/05 10:00 編集部:長濱行太朗
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2024年2月9日より、「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」(以下、エプソン チームラボボーダレス)が、麻布台ヒルズにてオープン。本稿では、メディア向けに実施された事前説明会の模様をレポートする。

「エプソン チームラボボーダレス」にある大空間

「チームラボボーダレス」は、アート軍団「チームラボ」の境界のないアート群による“地図のないミュージアム”として、2018年6月から2022年8月まで東京・お台場パレットタウン内にオープンしていたミュージアム。エプソン販売株式会社がプロジェクションパートナーとして協賛している。

「エプソン チームラボボーダレス」の入り口。壁の文字がまるで浮き上がっているかのように見える

お台場のチームラボボーダレスは、世界160以上の国と地域から来館し、初年度の年間来館者数は単独アーティストのミュージアムとして世界最大規模の約230万人を記録。2019年の来館者数においては、単一アート・グループとして世界で最も来館者が多い美術館としてギネス世界記録に認定された。

今回新たに麻布台ヒルズに移転し、新作を含む50点以上の作品を展示する。本施設では、約560台のエプソン製プロジェクターと約540台のエプソン製パソコンが導入されており、「エプソン チームラボボーダレス」の幻想的な空間とアート作品の展開に対して技術的にサポートしている。

天井にエプソン製プロジェクターが多数設置されていた

プロジェクターの設置、投写方法も多種多様

本ミュージアムで使用されている主なプロジェクターとして、3LCD方式採用で7,000ルーメン(ISO)実現する4K出力対応のビジネスプロジェクター「EB-PU1007B」などを採用。また、パソコンには第13世代インテルCoreプロセッサー搭載の「Endeavor MR8400」を導入しているという。

プロジェクターを壁に埋め込んで設置されている空間もある

天井からプロジェクターのレンズだけが出す設置方法も採用

チームラボ株式会社 代表取締役の猪子寿之氏は、エプソン製プロジェクターの特徴について、「通常、プロジェクターからの光によって空間自体が明るくなってしまうが、 “暗いところを暗く表現する”ということが我々にとっては非常に重要な部分。しかし、エプソンのプロジェクターは、今まで比較してきたプロジェクターの中でも、黒を黒く表現できる技術が圧倒的に高い。多くのプロジェクターを活用するからこそ表現できる空間をぜひ楽しんでほしい」と述べた。

チームラボ株式会社 代表取締役 猪子寿之 氏

空間は暗く、しかし投写映像は明るく表現

また、エプソン販売株式会社 代表取締役社長の鈴村文徳氏は、「当社は、コーポレート・パーパスとして“『省・小・精』から生み出す価値で人と地球を豊かに彩る”を掲げているが、まさに我々のテクノロジーとチームラボとのパートナーシップによって感動的な新しいアートミュージアムをオープンできた。改めて“ボーダレス”の意味を感じられる空間を体感してほしい」と、エプソン チームラボボーダレスの魅力をアピールしていた。

エプソン販売株式会社 代表取締役社長 鈴村文徳 氏


施設仕様
●所在地
東京都港区麻布台1-2-4 麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1F
●開館時間
10:00-21:00
●休館日
第一・第三火曜日
●チケット税込価格
3,800円(大人/18歳以上)、2,800円(中学生・高校生/13-17歳)、1,500円(子ども/4-12歳)、無料(3歳以下)、1,900円(障がい者割引)

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