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ハーマン、バッファロー、LG、TVS REGZA等

「令和6年能登半島地震」により故障した製品の特別修理対応を各社発表

公開日 2024/01/05 18:35 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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令和6年1月に発生した能登半島地震にて故障したオーディオ/ビジュアル/ガジェット製品等について、複数のメーカーが、一定の範囲での無償修理を含む特別修理対応を行うと発表している。内閣府が発表する災害救助法適用地域である新潟県、富山県、石川県、福井県(35市11町1村)のユーザーが対象となる。

ハーマンインターナショナル(株)は、「地震の被災により生じた製品の故障に対して、機能回復のために必要な修理に限定して、保証期間に関わらず可能な限り無料で修理を行う」と発表。JBLのプレミアムモデルスピーカー、スタンダードモデルスピーカー、スタジオモニタースピーカー、Mark Levinsonのアンプ類とプレーヤー、REVELのスピーカーなどが対象。ハーマンインターナショナルのホームページ上で製品を登録していることが必要となる。

(株)バッファローは、「今回の被災により生じたバッファロー商品の故障に対し、保証期間にかかわらず無償で修理・点検を行う。修理不可能な場合、または被災により商品が破損・紛失等で送付が困難な場合、ユーザー登録をしている方には新しい商品と交換する」と発表。なお、メルコシンクレッツ(株)が展開するDELAブランドについても、「保証期間にかかわらず無償で修理・点検を行う」としている。

エレコム(株)(株)ロジテックも、同社のNAS、HDD、無線LANルーター、スイッチングハブ、光学ドライブ等のハードウェアについて、「保証期間に関わらず特別価格にて点検・修理」を行うと発表。修理工賃は無料、修理を要する場合の部品代はユーザー負担となる。

TVS REGZA(株)は、テレビ、BD/DVDレコーダー、BD/DVDプレーヤー、チューナー、サウンドバーの東芝/TVS REGZA映像製品について、見積診断/見積出張は無料で行い、修理料金については技術料を半額にすると発表。部品費は実費だが、液晶パネル・有機ELパネル製品については半額となる。

EIZO(株)は、製品の無償点検を行うとともに、部品交換で修理可能な場合は、交換部品代のみでの修理に対応する。修理不可能で新品買い替えを希望する場合、特別価格にて新品を提供する。

富士フイルム(株)は、デジタルカメラ、フィルムカメラ、INSTAX“チェキ”、INSTAX“チェキ”プリンター、双眼鏡などについて、「修理可能な製品につきまして、無償修理にて対応」を発表。

LGエレクトロニクスジャパン(株)も、「特別修理対応」を行うと発表している。

またパナソニック(株)は、記事執筆時点で公式ホームページでの案内はまだ行われていないが、メディアに向けては家電の特別修理対応を実施するとアナウンス。4月30日までが修理適用期間となり、問い合わせ先は「パナソニック修理ご相談窓口 0120-878-554」。加えて、地震などで家電製品が転倒や落下してしまった場合、一見問題がないようであっても、内部の電子部品などが破損している場合があるとして、点検・修理を推奨している。

特別修理対応の詳細や、修理申し込み、問い合わせ先については、各社サイトよりそれぞれ確認してほしい。

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