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独自設計のBAドライバー搭載

AFUL、全周波数帯域をカバーする1BA構成のイヤホン「MagicOne」

公開日 2023/11/24 00:00 編集部:松永達矢
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サウンドアースは、中国のイヤホンメーカー・AFUL(アフー)より、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバー1基構成のIEM「MagicOne」を11月25日(金)に発売する。グローバルでの販売価格は139.99ドル、日本国内での販売価格は23,140円(税込)となる。

「MagicOne」

3年にわたる開発期間をかけて、シングルBAドライバー構成ながら全周波数帯域をカバーすることを実現したと謳うモデル。新たに設計した独自のBAドライバーを搭載することで、マルチドライバー搭載機で発生する各ドライバー間の干渉を回避する一貫したパフォーマンスを発揮。アルミニウムマグネシウム合金ダイアフラムや特別製のフォールディングリングなどの高品質素材を用い、「滑らかで自然な音色とトーンを備えたスムーズな全周波数応答を実現した」と同社はアピールしている。

搭載されるBAドライバーの概要

フィルター回路として搭載されるRLC電気音響ネットワークと、複雑な音響構造を通じドライバーと純粋なサウンドの差を小さくする独自技術「SE-Math」を採用。これにより、高周波応答性を向上し、伸びやかでクリアな高音性能を獲得した。

上記した音響管構造は、特許取得済みの3Dプリント技術で77mm×0.91mmという長く、極めて薄い成型を実現。ハイエンドスピーカーの構造設計に着想を得て音響管を巻き貝状に配置することで、深く響く厚いローエンド応答を提供する。

3Dプリント技術で巻き貝状に成形される音響管

筐体デザインは降り積もる雪の美しさをイメージした美しいクリアホワイト仕上げ。フェイスカバーは「雪の結晶が落ちる」様子をテーマに芸術的にデザインされている。

高純度無酸素銅とOFC銀メッキを使用したハイブリッド構成のケーブルを標準で付属。LitzType-4同軸シールド編組を施すことで、低い内部抵抗でスムーズな信号伝送を実現する。イヤホン側コネクターは2Pin(0.78mm)、プレーヤー側は3.5mmステレオミニプラグを装備する。

高純度無酸素銅とOFC銀メッキを使用したハイブリッド構成のケーブルを付属

周波数応答は5Hz - 35kHz、感度は103dB、インピーダンスは38Ω、パッシブノイズリダクションは26dBとなる。

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