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「空気振動」「骨振動」で音を伝達

Unique Melody、10ドライバー搭載のクワッドハイブリッド型イヤホン「MEST MKIII CF」

公開日 2023/09/27 12:30 編集部 : 伴 修二郎
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ミックスウェーブは、Unique Melodyの10ドライバーを搭載したクワッドハイブリッド型イヤホン「MEST MKIII CF」を9月29日(金)より発売する。ユニバーサルモデル/カスタムIEMの2タイプをラインナップし、価格はユニバーサルモデルがオープンで、予想実売価格が278,900円、カスタムIEMは310,000円(表記いずれも税込)。

「MEST MKIII CF」

低域にダイナミックドライバー×1基、中・高域にバランスド・アーマチュア型(BA)を各2基、超高域に静電型ドライバーを4基、さらに特許技術「銀パラジウム合金圧電骨伝導ドライバー」を搭載した、全10ドライバー構成のハイブリッドイヤホン。各ドライバーがそれぞれの帯域を担い、インパクトのある低音、中音域の質感、美しい高音域を余すところなく鮮やかに映し出すとアピールする。

強化された4つの静電型ドライバーにより、周波数応答範囲と高音の伸びを改善し、通常では感じられない音のディテールを再現。低音域はディテールと量感をより重視し、繊細な音質を際立たせ、エネルギーに満ちた豊かなサウンドを生み出すと説明する。また、「空気振動」と「骨振動」の二種類の方法で音を伝えるデュアルコンダクションシステムを採用しており、骨伝導によりノズルを通さず、骨との接触で直接内耳に音を伝達する。

「空気振動」と「骨振動」の二種類の方法で音を伝えるデュアルコンダクションシステムを採用

銀パラジウム合金圧電骨伝導ドライバーは、それぞれ23〜25μmの27層のセラミック コーティングで構成する。ダブルバイブレーション骨伝導の14層のセラミックコーティングと比較して、多層で厚みがあるという特徴があり、骨伝導の振動効果を向上させ、音響効果をより際立たせるとのこと。

特許技術「銀パラジウム合金圧電骨伝導ドライバー」を採用

金メッキPCB基板を追加して、基板上の全ての仕切り板を統合することで、安定性と一貫性を高め、導電性を向上。回路基板には高精度の部品を使用し、良好な音質と強力な安定性を確保している。

ケーブルはナイロンスリーブと環境に配慮したソフトPVCコーティングを施したピュア4コアOCC銅ケーブル。26AWG、超低抵抗、低歪みでピュアなディテールを提供する。イヤホン側の端子はカスタム2Pin、入力端子は3.5mmミニ、ケーブル長は約120cm。

4コアOCC銅ケーブルを同梱

筐体はカーボンシェル、フルーツウッドフェイスプレートを備える。周波数特性は20 - 70kHz、インピーダンスは14Ω。付属品としてレザーケース、オリジナルPetalイヤーチップ、オープンイヤーチップ(シリコンタイプ)などを同梱する。

フルーツウッドフェイスプレートを備える筐体

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