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税込11,880円

Shanling、同軸2DD+1BA構成ハイブリッドイヤホン「SONO」

公開日 2023/09/07 11:52 編集部 : 伴 修二郎
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MUSINは、同社取り扱いブランドShanlingから、同軸2DD+1BA構成のハイブリッドイヤホン「SONO(ソーノ)」を、9月14日より発売する。価格はオープンだが、税込11,880円での実売が予想される。

「SONO」

同軸デュアルダイナミックドライバーとカスタマイズBAドライバーを搭載するハイブリッドイヤホンのエントリーモデル。SHANLINGのエンジニアがこれまでの製品開発で培った様々な設計技術と、フラグシップの指標となっているチューニングカーブを採用したとのこと。

低中域を担うデュアルダイナミックドライバーには、バイオセルロースと液晶ポリマーの2種のダイアフラムによる同軸デュアルダイアフラム構造を採用。同軸構造とスペシャルクロスオーバーで巧みにマッチングさせることで、各ダイアフラムの周波数帯のつながりをスムーズにし、一体感のあるサウンドを実現するという。

同軸デュアルダイアフラム構造を採用

これにより、滑らかで芳醇で心地の良い低域と、雄大でナチュラル、かつエレガントな中域表現を可能にするとのこと。また、高域の表現・解像度につながる無音時の静動性能を追求したことで、高音域の高い制御性能を担保し、空気感やリアリティの再現度を高めたとする。

また、ドライバーユニットには内外二重磁気回路構造により、中低域の感度・レスポンス性能を向上させる「トリプル磁気回路設計」を採用。中域ユニットは内磁型構造から設計を行い、小型キャビティの限られたスペースの中で、磁気回路をより効率的にすることで、程よいアタック感と応答性の向上を実現したとのこと。

中低域の感度・レスポンス性能を向上させる「トリプル磁気回路設計」

ボイスコイルにはHCCAW(銅クラッドアルミ線)を採用。アルミニウムとアルミニウム合金を主体とし、耐腐食性能と軽量化に優れる複合軽量材の一種で、これにより解像度に優れた歪みの少ないサウンドを実現する。

高域用BAドライバーは、SHANLINGのエンジニアによる厳しい基準を満たすカスタマイズ仕様。フラグシップモデルの基準ともなる高域の滑らかなチューニングカーブを採用することで、より高い解像度と表現力豊かな高域、滑らかで豊かな高域の倍音を表現できるという。

交換可能な2種のサウンドフィルターを付属。「バランスフィルター(ブラックシリコンリング)」は、 全帯域がバランスよくナチュラルにまとまり、解像度に優れ幅広い音楽ジャンルに適するという本機のデフォルトフィルター。「アンビエンスフィルター(レッドシリコンリング)」は、低域の厚みが豊かになり、サウンドのディティールが肉厚になることで、ボリュームのある低域と豊かな音場表現を楽しめるとする。

交換可能な2種のサウンドフィルターを付属

筐体は合金素材を鋳造成形で製造。高精度CNC彫刻技術で細部のデザイン加工を施し、表面のポリッシュ仕上げは手作業によるもの。また、人間工学に基づいた小型・軽量デザインを採用する。

光沢感のあるエレガントなデザイン

付属ケーブルは、2芯単結晶銅銀メッキ線を採用。取り回しに優れた柔らかく細身なケーブル設計で、外的ノイズを効果的に遮断するシールドが施される。コネクターは着脱可能な0.78mm 2Pin、プラグは金メッキの3.5mm 3極を装備。ケーブル長は約130cmとなる。

日本オーディオ協会による「ハイレゾオーディオ」の認証を取得しており、再生周波数帯域は16Hz - 40kHzをカバーする。インピーダンスは16Ω、感度は103±3dB。

付属品イメージ

本体質量は8.6g。付属品として、イヤーピース4サイズ(XS/S/M/L、Mサイズは装着済)、ダブルフランジイヤーピースを各1ペアずつ、専用キャリングケースなどを同梱する。

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