HOME > ニュース > オーディオテクニカ、最大192kHz/24bit対応のコンデンサー型USBマイク「AT2020USB-XP」

ノイズリダクション/オートゲインコントロール機能を搭載

オーディオテクニカ、最大192kHz/24bit対応のコンデンサー型USBマイク「AT2020USB-XP」

公開日 2023/06/13 12:20 編集部 : 伴 修二郎
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オーディオテクニカは、コンデンサーUSBマイクロホン「AT2020USB-XP」を6月16日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込24,000円前後での実売が予想される。

「AT2020USB-XP」

同社のコンデンサー型USB Type-Cマイク「AT2020USB-X」をプロフェッショナル仕様にアップグレードした、動画配信者/ライブストリーマー向けモデル。USB Type-C端子を装備し、PCとUSBケーブルで接続するだけのプラグ&プレイで利用できる。

音声などの音源に焦点を合わせられる単一指向性(カーディオイド)を採用し、解像度の高いA/Dコンバーターを組み合わせることで、極めてクリアで自然なサウンドを実現するとアピール。最大サンプリングレートは従来の96kHz/24bitから192kHz/24bitまで拡大し、収音環境に合わせて最適な音質に調整できる。周波数特性は20 - 20kHz。

最大サンプリングレートは24bit/192kHzまで拡大

新たに、内蔵DSPによるノイズリダクションとオートゲインコントロール(AGC)機能を追加。ノイズリダクションでは、周りの環境に応じて3段階の調整が可能で、マイク底面にあるボタンで選択できる。新規開発したアルゴリズムを採用し、AT2020 から継承した高音質を損なうことなく、空調音やPCのファンなどのノイズを低減するという。ノイズリダクションの設定はマイク前面のLEDから確認できる。

オートゲインコントロール機能では、話し声の大小に関わらず安定したマイク出力レベルを維持することが可能。AGCをオンにするとマイク前面のLEDが点灯し、80Hzのハイパスフィルターが作動。不要な低域成分をカットすることで、特に人の声を中心にした収音に最適と説明する。

110mWのヘッドホンアンプを内蔵し、背面のヘッドホン端子にヘッドホンを接続すれば、マイクに入力された音声を遅延なく直接モニタリングができる。ヘッドホン音量調整ダイヤルから接続したヘッドホン出力の音量調整も行える。

ゲーミングマイクとしても最適

マイクで収音した音とPC音源のバランスを調整できる「ミキサー調整ダイヤル」も装備。PCアイコン側にダイヤルを回すとPC音源の音量が大きくなり、マイクアイコン側に回すとマイクの音量が大きくなる。本体ボディには静電容量式のミュートセンサーを装備し、マイク音声を素早く静かにミュートすることができる。収音中は青く、ミュート時は赤く点灯するインジゲーターにより状態は一目で確認できる。

ミキサー調整ダイヤルも装備

外形寸法はφ52×142mm、質量は約375g。付属品として専用スタンド「AT8702」、ポップフィルター「AT8175」、変換ネジ(3/8-16 - 5/8-27)、USBケーブル(USB Type-C to A/約2.0m)、USB変換アダプター(USB Type-A to C)を同梱する。

「AT8702」

「AT8175」

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE