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メッキの違う2モデル展開

NOBUNAGA Labs、L字型4.4mmプラグ採用の入門向けMMCXリケーブル「かぐら」「みかさ」

公開日 2021/10/22 12:21 編集部:伴 修二郎
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ワイズテックは、同社NOBUNAGA Labsブランドのリケーブル入門モデル“entryシリーズ”から、MMCX端子とL字型の4.4mm 5極バランスプラグを採用した「かぐら」「みかさ」を10月29日より発売する。価格はオープンだが、かぐらは税込6,650円前後、みかさは税込6,310円前後での実売が予想される。

「かぐら」(銀メッキ)

「みかさ」(錫メッキ)

それぞれ異なるメッキのOFC線を採用する、4芯構造の入門向けリケーブル。かぐらは銀メッキを施したOFC線を採用し、明瞭な高域とキレのある低域、また繊細かつレスポンスの速いサウンドを実現したとアピール。一方みかさには錫メッキを施したOFC線を採用し、厚みのある中低域と明瞭な音場定位、柔らかく自然で表現豊かなサウンドが特徴と説明する。

両モデルとも、1芯あたり0.08mmのOFC線を19本使用。導体を真円化することで、導体自体の柔軟性と耐久性を向上し、折り曲げや急激な温度変化でも安定した信号伝達が行えるとしている。また、外被には柔軟性と耐久性に優れたPVCを採用し、擦れた際に発生するタッチノイズを軽減したという。

モデルごとに異なるメッキのOFC線を採用。外被は柔軟性と耐久性に優れたPVC製とした

ケーブル構造には、導体のプラス側とマイナス側の捻り方向を対称にして、電気信号の流れをスムーズにする独自技術「Symmetric Braid Matrix」を採用。これにより、導体同士の電気抵抗の上昇を抑え、低域から高域まで広い帯域の音を伝送することが可能だという。

分岐部分は、電気抵抗の原因となるはんだ接合工程(ジョイント加工)ではなく、ひとつずつ手作業で編み込んで加工。編み込みピッチを均等化し伝送特性の変化を抑制することで、ケーブル本来の特性を余すことなく発揮できるとしている。

分岐部分は手作業で編み込み伝送損失を排除

4.4mm 5極プラグおよびMMCXコネクターには、接触抵抗を抑える金メッキ処理を施し電気伝導性を向上。4.4mmプラグの根本部分は、ケーブル折り曲げ時の負荷を軽減するため、柔軟性の高い蛇腹構造としている。またMMCXシェルには、着脱をサポートするための細かなスリット加工を施している。

4.4mmプラグ/MMCXコネクターには金メッキを施す

ケーブルの長さは1.2m、インピーダンスは0.09Ω以下。

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