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4.4mm端子モデルより発売

飯田ピアノ、香港ブランド『STE Cable』のリケーブル「Lite/Wシリーズ」全8モデル。8/27から発売

公開日 2021/08/20 00:00 編集部:杉山康介
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飯田ピアノは、香港のポータブルオーディオケーブルブランド『STE Cable』の取り扱い開始を発表。イヤホンリケーブル「Liteシリーズ」「Wシリーズ」の4.4mm端子モデルを8月27日から、2.5/3.5mm端子モデルを9月以降に発売する。詳細なラインナップと価格は以下の通り(価格は全て税込表記)。

飯田ピアノ、香港「STE Cable」の取り扱いを開始

Liteシリーズ
・Cu Lite:16,500円
・Ag Lite:28,600円

Wシリーズ
・Cu W8:38,500円
・Cu W16:44,000円
・Ag W8:55,000円
・Ag W16:60,500円
・Mix W8:49,500円
・Mix W16:52,800円

香港のSTE Cableは、もともと主にケーブル製品のOEMを請け負う工場だったが、2015年より自社ブランドをスタート。「実用的で、本質を追求し、絶え間なく革新し続ける」をコンセプトに製品を展開。生産工場であることを活かした高品質な導体の採用や、こだわって被膜を開発にするなどして、低価格化も追求してきたという。

飯田ピアノでは2018年より同ブランドの日本導入に向けて取り組んでいたが、2019年の香港の情勢悪化に伴ってSTEが台湾へと移転、さらに2020年には新型コロナウィルス感染症の影響で製造ができなくなるといった障害が発生していた。このたび、まだ製造力は万全でないため、限られた端子のみでの展開とはなるものの、ようやく日本に向けて発売できるタイミングになったとのこと。

全モデルともにMMCX/IEM 2pinコネクターの2タイプをラインナップ。また先述の通り、4.4mm端子モデルのみ8月27日より発売され、2.5/3.5mm端子モデルは9月以降の発売を予定している。

製品には新開発の「NaLiteテクノロジー」を採用する

Liteシリーズはブランドのエントリーモデルとなる製品。新開発の「NaLiteテクノロジー」による、ゆっくりとした焼きなましと二重粒子グロースワイヤーを特徴としており、全体的な音響性能を向上させ、音響バランスと安定性を向上。“真の音が聴こえる体験” を提供するとしている。

「Cu Lite」は7N Cuを導体に採用した4芯モデルで、「Ag Lite」は7N Agを導体に採用した4芯モデル。4.4mmプラグには新開発のOFC&OCC Plusオーディオジャックを採用し、2.5mm/3.5mmプラグには真鍮素材を採用。プラグとスプリッターには6u金メッキが施され、チタン製のドローイングハウジングで仕上げられている。ケーブル長はともに約120cm。

「Cu Lite」4.4mm/2pinモデル

Wシリーズでは新開発の「Super NaLiteテクノロジー」を採用。先述のNaLiteテクノロジーを進化させてシルバーコーティングとゴールドコーティングを追加し、さらなる音質向上を実現しているという。

「Cu W8/W16」は7N Cu導体をそれぞれ8芯/16芯で、「Ag W8/W16」は7N Ag導体をそれぞれ8芯/16芯で採用。「Mix W8」は7N Cuと7N Ag導体を4本ずつの計8芯、「Mix W16」は7N Cuと7N Ag導体を8本ずつの計16芯で構成されている。

「Mix W16」4.4mm/2pinモデル

4.4mmプラグはLiteシリーズと同じく、新開発OFC&OCC Plusオーディオジャックを採用、2.5mm/3.5mmプラグも同様に真鍮素材を採用する。プラグとスプリッターの6u金メッキ、チタン製のドローイングハウジング仕上げも同様となる。ケーブル長は全て約120cm。

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