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ICチップメーカーと共同開発し、受信処理速度を向上

XROUND、50ms低遅延通信&3Dサラウンド対応の完全ワイヤレス「AERO Wireless」。

2021/04/08 編集部:川田菜月
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アーキサイトは、同社が取り扱う台湾ブランドXROUNDより、低遅延技術と3Dサラウンド機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「AERO Wireless」およびBluetoothトランスミッター「XT01」を本日4月8日から発売する。価格はオープンだが、量販店での想定売価はAERO Wirelessが14,280円、Bluetoothトランスミッターが5,480円(いずれも税込)。

「AERO Wireless」

いずれも先行してクラウドファンディングを実施しており、台湾のFlyingVでは約1億3千万円、日本ではMakuakeにておよそ1,400万円の支援金額を達成している。

AERO Wirelessは、有線ゲーミングイヤホン「AERO」のワイヤレスモデル。XROUND社が開発した独自技術「XROUND Low Latency」により、Bluetooth接続時に発生する映像と音のズレ(遅延)の最小化を追求。これによりゲームに適した低遅延を実現したとのこと。

独自技術「XROUND Low Latency」を搭載

「XROUND Low Latency」技術は、台湾の大手ICチップメーカーと共同開発。チップ構造と独自の低遅延アルゴリズムを組み合わせ、SBC/AACコーデックのデコーディングを最適化することで、Bluetooth受信の処理スピード向上を可能にし、iOS/Androidを問わず、最小50ミリ秒の低遅延通信が可能とのこと。

さらに、特許取得の3Dサラウンド技術「XROUND Lite」を搭載。音の位置や距離が感じられ、広さと奥行きのあるサラウンド音声により臨場感あふれるサウンドを楽しめるとしている。

3Dサラウンド技術「XROUND Lite」により、臨場感溢れるサウンドを実現

イヤホン部にはPET素材とチタンを採用した6mmチタンコートドライバーを搭載、周波数特性だけでなく反響音も考慮したという3Dチューニングを施したとしている。またデュアルマイクによるノイズ抑制技術により、クリアな音声通話も可能とのこと。

スワイプ式タッチパネルを備えており、上下スワイプ操作でモード切替や音楽の再生/停止が行える。IP54防塵性能も装備する。SpinFit製の別注コンフォートイヤーピース、AERO遮音イヤーピースを各S/M/Lサイズ付属。専用アプリ「MyTune」から音質カスタマイズも可能だ。

Bluetoothトランスミッターは、PS4/PS5やNintendo Switchなどのゲーム機や、PCなどと、ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンを使用するためのアイテム。AERO Wirelessと組み合わせることで、より低遅延なサウンド体験が可能だとしている。

AERO Wirelessと組み合わせて使うBluetoothトランスミッター

本機はトランスミッター本体に、USB-A変換アダプター、3.5mmHD外付けマイクのセット製品。最大2台同時に接続が可能。付属の3.5mmHD外付けマイクをゲーム機などに接続してボイスチャット機能も楽しめる。またNintendo Switchで使用する際にはワイヤレス接続しながら本機の充電も行える。

USB-A変換アダプター、3.5mmHD外付けマイクの3点セットとなる

Bluetoothはバージョン5.0。コーデックはSBC/AACにくわえて、aptX/aptX Low Latencyもサポートする。

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