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Amazon Alexaにも'20年後半対応

Bang & Olufsen、Googleアシスタント搭載スマートスピーカー「Beosound Balance」

公開日 2020/03/10 14:23 編集部:川田菜月
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Bang & Olufsenは、Googleアシスタント搭載のスマートスピーカー「Beosound Balance」を発売する。Bang & Olufsen専門店にて3月14日から先行販売、家電量販店の「Bang & Olufsen特設コーナー」では4月上旬から展開予定。価格は286,000円(税込)。

「Beosound Balance」

Beosound Balanceは7つのスピーカードライバーを独自の配置で搭載。3/4インチトゥイーターを1基、フルレンジドライバーは2インチと3インチをそれぞれ2基ずつ搭載。5 1/4インチのウーファーは2基搭載し、互いに対峙したポジションで配置することで、不要な振動を抑え自然で心地よい低域を実現するとしている。

7つのスピーカードライバーを独自に配置

ドライバーには指向性コントロールが可能なビームフォーミング技術を装備。また同社のフラグシップスピーカー「Beolabシリーズ」から踏襲したサウンド制御技術も採用しており、周囲を均一なサウンドで満たす「全指向モード」と聴きたい位置へダイレクトにサウンドを向ける事ができる「指向制御モード」を備える。

環境に合わせて最適化するアクティブルームコンペンセーション技術を搭載。最初の設定で、スピーカーシステムに内蔵されたマイクによって個々の部屋空間の音響特性を分析。音響反射の測定結果に基づいたフィルターを設定してサウンドを最適化、設置場所に合わせてBang&Olufsenシグネチャーサウンドを再現するとのこと。

本体は、英国の工業デザインスタジオLAYERの創設者ベンジャミン・ヒューバート氏と共同で、上質な家具やインテリアに調和するようにデザイン。スピーカーのベース部分に無垢のオーク材を採用。円筒形のスピーカー部はニットテキスタイルで包まれており、柔らかく丸いシルエットに仕上げられている。カラーはBlack oak/Natural oakの2色をラインナップする。

Black oak/Natural oakの2色

天面部はアルミ、スピーカー周囲はファブリック生地で包まれ、ベース部分にはオーク材が用いられている

本体にはタッチインターフェイスを搭載。天面部に施された光を透過させる精巧なアルミニウム加工技術により、ユーザーが近づくと感知してインターフェースを浮き出るように表示され、スピーカーから離れると自動的に表示もフェードアウトする。

天面部にタッチインターフェースを搭載。スピーカーに近づくと浮き上がって表示される

上部ディスクの外周で指をスライドさせることで音量上下、中央のアイコンで音楽再生/一時停止、左右の「次のトラック」アイコンで曲送り、Bluetoothボタン長押しでペアリングなどの操作が可能。そのほかマイクミュートや、事前設定したコマンド操作も操作できる。なお、Bang & Olufsenアプリからも操作できる。

音声アシスタント機能はGoogleアシスタントを搭載し、Wi-Fi環境下であれば、音楽を再生したり、ニュースを確認するなど音声操作も可能。また2020年後半にはAmazon Alexaにも対応予定。

Bluetoothはバージョン5.0。Google Chromecast、Apple Airplay2、QPlay 2.0(中国のみ)に対応。Spotify Connectも対応予定で、2020年6月までに使用可能になる見込み。外形寸法はφ20×38Hcm、質量は7.2kg。ファブリック張り電源ケーブルを付属する。

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