HOME > ニュース > <Inter BEE>エプソン、超短焦点4Kプロジェクターを発売前に体験/JVC、“CONNECTED CAM”をアピール

エイム電子からHDMI 2.1対応HDMIケーブル

<Inter BEE>エプソン、超短焦点4Kプロジェクターを発売前に体験/JVC、“CONNECTED CAM”をアピール

公開日 2019/11/14 10:23 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Inter BEE 2019が開幕。本稿では、エプソン、JVCケンウッド、エイム電子の展示をレポートする。

■エプソン

エプソンは、「映像の外側で、全てがメディア化する時代を捉える」をテーマにした企画コーナー「INTER BEE IGNITION」の一角にブースを展開。映像空間演出向けプロジェクター「EV-100」で床やテーブルに映像を投影するなどしている。

スクリーンではない場所への映像投映で空間を演出

また、4K HDR対応の超短焦点プロジェクター“dreamio” 「EH-LS500」も展示。今冬の発売に先駆けて新モデルを体験することもできるようになっている。

EH-LS500

加えて、ヤマハが開発している “アーティストの演奏を保存し再現するシステム” 「Real Sound Viewing」もエプソンブースに展示。アーティストの映像投映をエプソンのプロジェクター「EB-700U」が担当しての「Real Sound Viewing」システムのデモを披露している。

透明なスクリーンにアーティストを投映。後ろのピアノには誰も座っておらず自動演奏で音楽が流れている

■JVCケンウッド

JVCケンウッドは、高いIP性能を持たせることで撮影現場とスタジオ局間の双方向ライブストリーミングに対応させたカムコーダー “CONNECTED CAM” 各モデルや、ライブプロダクションシステム “CONNECTED CAM STUDIO” を中心に展示。CONNECTED CAMは4K対応機「GY-HC550」「GY-HC500」と、第一弾のHDモデル「GY-HC900CH」を展示している。

GY-HC500

“CONNECTED CAM STUDIO” は、スポーツやイベントなどのインターネット配信によるライブ中継の需要拡大に伴って近年増えている、多くのコンテンツ配信を少人数で効率的に運営できるソリューションに対するニーズに応えるべく開発されたもの。ブースではスロバキアのStreamstar社と共同開発したライブプロダクションスイート「KM-IP6000」「KM-IP4100」を展示し、リプレイやグラフィックなどの機能をタッチパネル操作可能なことを体験できるようにしている。

CONNECTED CAM STUDIOをアピール

また、これとは別にスポーツ関連の展示を集めた企画コーナー「INTER BEE SPORT」にもブースを展開し、スポーツコンテンツの制作および配信に活用できるシステムなどを紹介。さらに、アマゾンによるAWSのブースにも出展しCONNECTED CAMを紹介するなど、会場の様々な場所でその存在をアピールしている。

「INTER BEE SPORT」など複数箇所にブースを展開

■エイム電子

エイム電子は、HDMI 2.1に対応することで8K信号を伝送HDMIケーブルを参考展示。同じくHDMI 2.1対応のAOC(Active Optical Cable/アクティブ光ケーブル)も参考展示している。

HDMI 2.1対応HDMIケーブルを参考展示

「テレビやレコーダーにまだHDMI2.1端子を持つ機器がないため我々のケーブルも発売時期等は決まっていないが、もうまもなく登場する見込みだと聞いている。我々のケーブルもそうしたタイミングに合わせて発売できるくらいの完成度になっている」(説明員)とのことだった。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック