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Hiby OS搭載で使いやすいUIも実現

HIDIZS、約1.6万円でESS製DAC搭載の小型・軽量ポータブルプレーヤー「AP80」

公開日 2019/02/15 13:21 編集部:小澤貴信
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(有)飯田ピアノは、ポータブルオーディオブランド「HIDIZS(ハイディズ)」のハイレゾ対応DAP「AP80」を2月22日より発売する。Black・Glay・Red・Violet・Blue・SSと6色を用意。価格はオープンだが、15,750円前後(SSのみ25,750円前後)での実売が予想される。

AP80

HIDIZSは2009年初頭に設立されたブランドで、ユーザーライクな機能とリーズナブルな価格設定で世界のポータブルオーディオ愛好家に親しまれてきたとのこと。小型軽量かつリーズナブルな製品の開発をつねに目指しており、近年ではソフトウェア面でも大きな進化を遂げたと紹介されている。

「AP80」は手のひらに収まるサイズの小型DAP。DACチップにESS Technology「ES9218P」を搭載。126dBのS/Nと、-113dBのTHD+Nを実現するなど優れた特性を誇る。ヘッドホン出力は3.5mmステレオミニ端子を搭載する。

手のひらに収まるコンパクトさも特徴だ

OSについては、HiBy社が提供する「HiBy 3.0 OS」を搭載。HiBy OSは、ソフトウェア開発において10年以上の経験を持つHiBy社により開発され、HiBy社のDAPにも搭載されている。わかりやすく動作が軽快なUIを特徴とするほか、音質面でも優位性を備えているという。UIのカスタマイズも可能で、1,000以上の色の選択や、任意の画像をホーム画面に設定することもできる。

Mage Sound 8-Ball Tuning(MSEB)は、パラメトリックイコライザーと音場調整に基づく複数のアルゴリズムを組み合わせて設計された音質調整機能・各パラメーターを調整することでユーザーの好みのサウンドを追い込める。

Bluetooth機能も内蔵。コーデックはaptXにも対応する。また、HiBy Link機能を備え、スマートフォン上のHiBy Musicアプリから直接AP80を操作することができる。FMラジオの受信機能を搭載していることも特徴だ。

全6色をラインナップする

2.45インチのタッチ式ディスプレイを搭載。UIはタッチおよびスワイプですべての操作が行える。筐体のサイドには、操作用のホイールと3つの物理ボタンを搭載。より直感的な操作を可能にする。ボリュームはALPS社製となる。

バッテリーは800mAhで、最大15時間の駆動と35日間以上のスタンバイが可能だという。

ラインナップは上述のように6色で、ボディはアルミニウム合金製(SSのみステンレススチール製)となる。

USB-DAC機能およびUSBトランスポート機能を搭載。本機をUSB-DACとしてパソコンからの音声を再生したり、トランスポートとしてDACへ信号を出力したりすることが可能だ。本体には充電および入出力用のUSB type-C端子を搭載する。

FLAC、APE、WMA、WAV、ALAC、DSD(DSF/DFF)などのフォーマットに対応。PCMは384kHz/32bit、DSDは2.8MHzおよび5.6MHz(PCM変換)に対応する。

micro SDカードスロットを搭載しており、最大1TBのストレージをサポートする。なお、内蔵ストレージは搭載していない。

出力は70mW+70mW、周波数応答は116dB。外形寸法は約49W×58H×13Dmm、質量は70g(SSのみ97g)となる。

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