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CROSSZONEやSOUND WARRIORのブースもレポ

<ヘッドホン祭>Nmode、11.2MHz対応のDACプリ/ヘッドホンアンプ「X-DP10」

2017/04/30 編集部:伊藤 麻衣
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4月29日(土)・30日(日)と中野サンプラザで開催されている「春のヘッドフォン祭2017」。本稿では15階エトワールにブースを構えるNmode/SOUND WARRIOR/TRIODEの出展内容を紹介する。

■Nmode

Nmodeのブースでは、4月10日に発売されたばかりの1bitヘッドホンアンプ内蔵のD/Aコンバーター「X-DP10」を出展していた。

「X-DP10」は、JPLAYを使用した試聴デモを行っていた

X-DP10は、プリアンプ、D/Dコンバーター、USB-DAC、ヘッドホンアンプの機能を備えたユニバーサル機。DAC部は、ESS Technology社の最新DAC「ESS9028PRO」を搭載。PCMは768kHz/32bit 、DSDは11.2MHzまでの再生が可能。DSD入力は、DoPおよびASIO2.0に対応する。また、音楽再生ソフト「JPLAY」に対応していて、JPLAYにおけるDAC Linkの設定を、最高スペックの700Hzに設定可能だ。

■SOUND WARRIOR

城下工業の自社ブランド“SOUND WARRIOR”のブースでは、SW Desktop-Audioシリーズやコンシューマー向けのバランス対応ヘッドホン「SW-HP20」などを展示。いずれも試聴可能となっている。

SW Desktop-Audioシリーズやヘッドホン「SW-HP20」などが揃っている

また、ヘッドホン「SW-HP20」をDAPなどで使用可能にするための、Φ3.5mmステレオミニプラグケーブルの試聴デモも実施。こちらは、初夏の発売を予定している。

「SW-HP20」用Φ3.5mmステレオミニプラグケーブル。製品版ではヘッドホン側のプラグが変更されるとのこと

NOBUNAGA Labsのケーブルを使用したリケーブルも展示されていた

■TRIODE

トライオードのブースでは、”スピーカー再生した時のような自然な音”の再現を実現したというCROSSZONEの頭外定位ヘッドホン「CZ-1」をメインに展示していた。

CZ-1

三角形のハウジングや、ハウジングに設けられた鍵のような形のパーツなど外観に加え、その内部構成やヘッドバンドの機構も特徴的だ。Rチャンネルを例に挙げると、搭載された3つのスピーカーユニットのうち、2つのユニットから右耳へ届く直接音を作るとともに、同ユニットの背面の音を内部のパイプを通して壁への反射音を再現。さらに、もう1つのユニットでLチャンネルから右耳へ回り込んでくる音を作る。反射音、回り込んでくる音が適切な時間差を持って届くようパイプの長さが調整されており、自然な頭外定位を実現するとしている。

ヘッドバンドはひんじ部分にトーションばねを内蔵し、頭のサイズの大小に関わらず、適正な側圧が得られる構造となっている。

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