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アカデミー賞 視覚効果賞受賞

人工知能と人間の心理戦を描く『エクス・マキナ』11月18日にBD化

公開日 2016/09/20 00:00 本山由樹子
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NBCユニバーサル・エンターテイメントは、映画『エクス・マキナ』を11月18日にBlu-rayで発売する。BD+DVDセットで、価格は3,990円(税抜/品番:GNXF-2142)。R15+指定。


BDの英語音声はDTS-HDマスターオーディオ 5.1ch、日本語吹き替え音声はDTS 5.1chサラウンド。

特典として「物語」「キャスト」「デザイン」「エヴァ」「チューリング・テスト」を収録。初回生産限定特典としてポストカード2枚セットを封入。

〜〜あらすじ〜〜


世界シェア率No.1の検索エンジンを運営するブルーブック社に務めるプログラマーのケイレブ(ドーナル・グリーソン)。抽選(という名目)により、謎めいたカリスマCEOのネイサン(オスカー・アイザック)の別荘に1週間滞在する権利を獲得。ヘリで大自然に囲まれたモダンな別荘を訪ねると、女性型ロボットのエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)を紹介される。

ネイサンの依頼は、エヴァの意識や感情が本物かを確かめるチューリング・テストに協力してほしいというもの。ケイレブは突然のことに戸惑いつつも、実験に興味をひかれ、エヴァとの1週間に及ぶ会話テストに臨む。

エヴァは無表情ながら愛くるしく、所作は優雅。会話は知的な上、駆け引きまで仕掛けてくる。ケイレブは彼女に翻弄されるばかりで……。

〜〜〜〜〜〜


『28日後...』、『わたしを離さないで』などの脚本家アレックス・ガーランドが初監督・脚本を務め、アカデミー賞で2部門にノミネート、視覚効果賞を受賞したSFスリラー。

一部がメッシュ状の皮膚で覆われた女性型ロボットを演じるのは『リリーのすべて』、『ジェイソン・ボーン』のスウェーデン女優アリシア・ヴィキャンデル。純朴なプログラマーに『レヴェナント:蘇えりし者』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のドーナル・グリーソン。世捨て人となって美女型の人工知能を開発する傲慢なIT企業社長に『X-MEN:アポカリプス』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオスカー・アイザック。

なかなかの悪女っぷりを発揮する試作AIと、その最終チェックをする青年の物語。登場人物も場所も限定し、物語は静かに不気味に進行していく。と思ったら急展開、怒涛のクライマックスへ。エヴァがワンピースを着ると、人そのもの。そんな魅力的な彼女を前に、人間性とは? など、いろいろ考させられる。『フォースの覚醒』、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『オデッセイ』などを抑え、オスカーに輝いたクールな視覚効果も◎。密室サスペンスであり、純情青年のドキマギ恋物語でもあり、ちょっと官能的なSFであり、AIの脅威を描いた警鐘映画でもある。必見!

(C) 2014 Universal City Studios Productions LLLP. All Rights Reserved.

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