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S-Master HXも強化

<IFA>ソニー、新ウォークマン「NW-A35」。タッチ操作対応、DSD再生も可能

公開日 2016/09/01 21:56 編集部:風間雄介
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ソニーは、IFA 2016において、ウォークマン“Aシリーズ”の新モデル「NW-A35」を展示した。10月の発売を予定し、16GBモデルが用意される。microSDカードスロットも備え、容量を拡張できる。※初出時、価格を229ユーロと記載していました。現地説明員への取材をもとに記載しましたが、その後ソニーより229ユーロは誤りで、正式な価格は現在調整中との連絡が入りました。このため、価格についての記載を削除しました。

「NW-A35」

microSDカードスロットを装備

会場には5色のNW-A35が置かれていたが、ヨーロッパでは販売するカラーを絞るかもしれないとのこと。また、容量は展開する地域によって異なるいう(同社説明員)。

特徴は、独自のデジタルアンプ「S-Master HX」を強化し、新たなICを搭載したこと。出力を上げたほか、ノイズ低減も行った。

Aシリーズとして初めて、DSDの再生に対応した。DSD再生は11.2MHzまで対応する。384kHz/32ビットのリニアPCMへ変換して再生するという。

上部はすっきり

さらにディスプレイは3.1インチと大型化し、新たにタッチパネル操作に対応。本体側面に物理ボタンも用意している。またタッチ操作が可能になったことに合わせて、画面を上下左右にフリックして切り替える新ユーザーインターフェースを採用し、使いやすく工夫したという。OSはWM1シリーズと同じく、Androidではなく独自OSを搭載する。

本体右側面には電源やホールド、ボリューム、走行系のハードウェアボタンを備える

DCフェースリニアライザーという機能も搭載。S-Master HXはデジタルアンプだが、本機能によってアナログアンプの特性に近い低音再生が可能になるという

なおDSEE HXやNFC、LDACなどへも、これまでのAシリーズと同様に対応している。

バッテリー持続時間はMP3再生時で約45時間、ハイレゾ再生時で約30時間。

▼動画レポートもご覧ください

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