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USB-DAC機能も

iBasso、約5万円のDSD 5.6MHz対応DAP「DX80」。MEMSクロック搭載

公開日 2016/04/21 11:23 編集部:杉浦 みな子
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ヒビノインターサウンド(株)は、同社が取り扱うiBasso Audioから、ハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤーの新モデル「DX80」を4月29日に発売する。取扱店はe☆イヤホンとフジヤエービック。価格はオープンだが、49,800円前後での実売が予想される。

DX80

DSDネイティブ再生に対応するなどの仕様を備えつつ、5万円前後の価格帯を実現したハイレゾプレーヤー。昨年のポタフェス等で参考出展されていた製品が、正式発表された形となる(関連ニュース)。

本体には、音声出力端子として3.5mmステレオミニ、ラインアウト、3.5mm光/同軸コンボ出力を装備する。また、microUSB入力も装備しており、USB-DAC機能も備えている。記憶容量に関しては、外部記録メディアとして、microSDHC/SDXCカードスロットを2基搭載する。

音声出力端子として3.5mmステレオミニ、ラインアウト、3.5mm光/同軸コンボ出力端子を装備。USB入力も備えており、USB-DAC機能も搭載する

再生対応フォーマットは、FLAC、WAV、DSD、DEF、DSF、DXD、APE、WMA、AAC、ALAC、AIFF、OGG、MP3。WAV/FLACは最大192kHz/24bit、DSDは最大5.6MHzまでの再生に対応しており、上述の通りDSDネイティブ再生をサポートする。USB-DAC機能使用時の対応フォーマットも同様。

内部クロックにSiTime社のMEMS発振器を2基採用することも特徴で、水晶を使用しないシリコンベースのクロックにより周波数の安定度を高め、位相ノイズやジッターを抑制した。DAC部にはCIRRUS CS4398をモノラルモードで2基搭載する。L/Rを個別に駆動することで、ダイナミックレンジを広く確保できるようにしている。USB部には、Thesycon USB オーディオドライバーを採用したXMOS USB レシーバーを採用する。

本体には、解像度480×900ピクセルの3.2型IPSタッチパネルを搭載。また、3個の物理スイッチを装備しており、再生/一時停止/曲送り/曲戻しの操作が物理的に行える。デジタルボリュームは150ステップで、微細に調整可能。また、3段階のゲイン切り替えが行える。

3,600mAhの内蔵リチウムポリマーバッテリーを搭載し、最大13時間の長時間駆動に対応する。

【問い合わせ先】
ヒビノインターサウンド
TEL/03-5783-3880

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
  • ブランドIBASSO AUDIO
  • 型番DX80
  • 発売日2016年4月29日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格49,800円前後)
【SPEC】●ディスプレイ:3.2型IPSタッチパネル(480×800) ●対応フォーマット:FLAC/WAV/DSD/DEF/DSF/DXD/APE/WMA/AAC/ALAC/AIFF/OGG/MP3 ●周波数特性:17Hz〜20kHz(±0.1dB) ●S/N比:114dB、±1dB(32Ω負荷) ●最大出力:260mW+260mW(32Ω) ●THD+N:0.002%(32Ω) ●連続駆動時間:約13時間 ●充電時間:約8時間 ●ヘッドホンインピーダンス:8〜300Ω ●接続端子:3.5mmステレオミニ×2、SDカードスロット×2、コアキシャル×1 ●外形寸法:63W×17H×120Dmm(突起部含まず) ●質量:178g