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シングルドライバーのORIONも

Campfire Audio、“チューブレス設計”の4基BAイヤホン「JUPITER」

2015/11/25 編集部:杉浦 みな子
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ミックスウェーブ(株)は、同社が取り扱うCampfire Audio(キャンプファイヤー オーディオ)の新しいイヤホン2機種を11月27日に発売する。

・「JUPITER」¥OPEN(予想実売価格114,500円前後)
・「ORION」¥OPEN(予想実売価格38,700円前後)

JUPITER

ORION

以前より取扱いが告知されていたモデルの正式発売が決定した格好(関連ニュース)。

上位モデルのJUPITERは、高域用と中域用に2基ずつのバランスド・アーマチュアドライバーを搭載する、2ウェイ4ドライバー構成のイヤホン。音導管を使用しないチューブレス設計を採用していることが特徴で、これにより高周波域のレスポンスを向上させ、バランスド・アーマチュアドライバーが本来持つ周波数特性をより正確に再現するという。具体的には歪の少ない明瞭感ある高域が得られるとしており、さらに高域の特性が改善されたことにより、中域(ボーカル領域)の表現がより開放的でリアルになり、より自然な階調を得られるとしている。

同社ではこのチューブレス設計を「Resonator assembly(レゾネーター・アセンブリー)」と呼称。本設計を採用することで、チューブを使用したときの周波数特性の変化や、フィルターを使わないことによる高周波域の劣化を防ぐことが可能であるため、これまでの「チューブを使用した音響設計」に取って代わる設計技術とアピールしている。感度は114dBで、インピーダンスは35Ω。

筐体はアルマイト加工処理を施したアルミニウム製。人間工学に基づいた設計を投入することで耳へのフィット性を高めている。リケーブルにも対応しており、ケーブル接続用のコネクター部はベリリウム銅加工処理のMMCX仕様。製品には、スタンダードな3.5mmステレオミニケーブルと2.5mm 4極端子仕様の「Tinsel Earphone Cable」が両方付属する。

下位モデルのORIONは、バランスド・アーマチュアドライバーを1基搭載するシングルドライバー構成で、「Less is more(最小で以って、最大限の成果を生み出す)」をコンセプトに開発されたというモデル。ダイナミックドライバー型イヤホンを聴いていると錯覚するようなサウンドバランスや再現性を目指している。感度は113dBで、インピーダンスは14Ω。

筐体は本機もアルマイト加工を施したアルミニウム製。本機もリケーブルにも対応しており、ケーブル接続用のコネクター部はベリリウム銅加工処理のMMCX仕様。製品には、スタンダードな3.5mmステレオミニケーブルのみ付属する。

なおミックスウェーブでは、ORIONの日本向け限定カラー「ORION /Sky」も同じく11月27日に発売する。

ORION /Sky

200台限定の特別カラーとして生産される製品で、価格はオープンだが、スタンダードモデルと同じ38,700円前後での実売が予想される。本体カラー以外はスタンダードモデルと同一の仕様を備える。

【問い合わせ先】
ミックスウェーブ
TEL/03-6804-1681

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  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドCAMPFIRE AUDIO
  • 型番JUPITER
  • 発売日2015年11月27日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格114,500円前後)
  • ジャンルヘッドホン(単体)
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  • 型番ORION
  • 発売日2015年11月27日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格38,700円前後)
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドCAMPFIRE AUDIO
  • 型番ORION /Sky
  • 発売日2015年11月27日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格38,700円前後)