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トールボーイと3chセットを用意

ヤマハ、Hi-Fiスピーカーをベースにマルチch用チューニングした「NS-F350」「NS-P350」

公開日 2015/10/28 13:00 編集部:杉浦 みな子
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ヤマハは、同社のHi-Fi向けスピーカーシステムをベースに開発した、マルチチャンネル接続用のスピーカーを12月下旬に発売する。以下の通り、フロアスタンディング型スピーカー単体と、ブックシェルフ+センタースピーカーのセット製品をラインナップしている。カラーは、それぞれウォールナットとブラックの2色を用意する。

■フロアスタンディング型スピーカー
・「NS-F350」¥45,000(税抜)

NS-F350

■ブックシェルフ型スピーカー+センタースピーカー(3chセット)
・「NS-P350」¥40,000(税抜・1セット)

NS-P350

“ハイレゾ時代の音”を目指して開発したというスピーカーシステム「NS-B330」「NS-F330」(関連ニュース)のデザインとユニットをベースに、それぞれマルチチャンネル向けのチューニングを施したというモデル。搭載するユニットは、Hi-Fi用に開発された「新世代PMDコーン」と「ブラックアノダイズド・アルミトゥイーター」。

ブラックアノダイズド・アルミトゥイーターは、金属振動板の固有音を抑える独自の黒色皮膜処理アルミダイヤフラムやCCAW(銅クラッドアルミ線)によるボイスコイルを採用。振動板およびボイスコイルを徹底的に軽量・高剛性化することで、45kHz(-10dB)までの再生周波数帯域を確保している。新世代PMDコーンは、1980年代のHi-Fiスピーカー「NS-1 classics」直系の素材によるPMD(Polymer-injected Mica Diaphragm)振動板を採用した新開発のもの。

以下の通り、各機種ともマルチチャンネル向けにユニットの大きさや搭載数を変更し、ハイレゾに対応するHi-Fiサウンドを継承しながら、より低域を伸ばした音質傾向としていることが特徴となる。

NS-F350

フロアスタンディング型のNS-F350は、3cmアルミドーム型トゥイーターを1基、13cmPMDコーン型ミッドレンジを1基、16cmPMDコーン型ウーファーを2基搭載する3ウェイ・4ユニット構成を採用する。トゥイーターの指向特性を一般家庭のシアタールームに最適という水平135度/垂直120度に規制し、直接音と間接音との比率をコントロールすることで高音域の壁面反射に起因する悪影響を抑えるウェーブガイドホーン構造も採用している。

本体は、バッフル(サブバッフル)の上にアウターバッフルを取り付けてバッフル面を高剛性化するWバッフル構造と、側面を湾曲させてより剛性を確保し定在波も低減させるタンブルフォームデザインによる高剛性・低共振エンクロージャーも採用。スピーカー端子は、バイワイヤリング対応の金メッキ仕様している。外形寸法は310W×1,170H×374Dmmで、質量は21kg。

NS-P350のブックシェルフは、3cmアルミドーム型トゥイーターと13cmコーン型ウーファーを1基ずつ採用。外形寸法は186W×320H×208Dmm。センタースピーカーは、3cmアルミドーム型トゥイーターを1基と13cmコーン型ウーファーを2基採用している。外形寸法は500W×174H×202Dmm。

【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS

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  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドYAMAHA
  • 型番NS-F350
  • 発売日2015年
  • 価格¥45,000(税抜・1本)
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドYAMAHA
  • 型番NS-P350
  • 発売日2015年
  • 価格¥40,000(税抜・1セット)