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ガラス張り筐体&スクエアデザインのプロジェクターなど

<CEDIA>世界最大のホームシアター展示会で見つけた注目の製品たち(2)

公開日 2015/10/26 18:23 松崎 圭志
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オーディオ・ビジュアルショップ「GLANCE」の松崎圭志氏が、10月14日からアメリカのダラスで開催された世界最大のカスタムインストール展示会「CEDIA EXPO」に参加。その模様をレポートする。

CEDIA EXPOでは様々な製品が展示されていますが、前回に引き続き、インストーラー目線で注目する製品を紹介します。

SIM2

ここでは気になるプロジェクター「SUPER CUBE」が参考出展されていました。筐体がガラス張りになっていて真四角なのです。ユニークなデザインはさすがイタリア。既にSIM2ではこれよりもひと回り大きくて同じ様なデザインの「CRYSTAL CUBE」が約$5500程で販売されているようなので、その弟分になるのかも知れません。

ガラス張り筐体&スクエアデザインのプロジェクター「SUPER CUBE」

ひとまわり大きい「CRYSTAL CUBE」

「CRYSTAL CUBE」は、サイズはSUPER CUBEよりもひと回り半ほど大きいですが、こちらのデザインも良いです。


ELITE SCREENS

ELITE SCREENSではISF認証を取得したパネル型スクリーンが出展されていました。画面の平面性が保てるので、専用シアタールームを構築するには安定した画質が得られます。

画面の平面性が保てるパネル型スクリーン


Snap AV

Snap AVの「WATT BOX」は、ただの電源タップではありません。写真をよく見ると、LANケーブルが接続されています。なんとこちらはネットワーク経由で12口全ての電源を個別にON/OFFできるのです。さらに、ルーターやONUと接続すればISP側で不具合が起こった時にPINGを飛ばして自動的に再起動する機能まで搭載されているスグレモノ。価格は約$630です。

LAN端子内蔵でネットワーク経由の操作ができる「WATT BOX」


Kaleidescape

Kaleidescapeは、初の4K対応「Encoreシリーズ」を発売。ブースには多くの人が集まっていました。

Kaleidescapeはディスクをリッピングしてそのデータを各部屋に配信するサーバー的な使い方になるので、DVDやBDのリッピングが禁止されている日本では発売が難しいかもしれません。しかし、自分で買ったディスクが家庭内で簡単に見られるようになるのは非常に嬉しい機能だと思います。

4K対応「Encoreシリーズ」(写真左)

こんな感じでデモが行われていました

左側の写真で、向かって左が今回発売される4K対応のEncoreシリーズ、右はフルHDまで対応する従来のPremiereシリーズです。


ドルビー

ドルビーのブースは去年と比べて三分の一程のサイズに。ただ、去年と比較して多くのブースがドルビーアトモスのシステムを組んでいました。コンテンツ側の音もかなり向上していますし、本格的な普及へ舵を切っているという印象でした。

ドルビーのブース自体は小さくなりましたが、他社ブースでドルビーアトモスのデモが多く行われていました。普及へ舵を切っている印象です

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