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TEACはターンテーブル「TN-500」出展

<IFA>パイオニア、DTS:Xレディの新AVアンプ「SC-LX89」/新ハイレゾ対応ヘッドホンも登場

公開日 2015/09/05 06:34 編集部:小澤 麻実
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現地時間9月4日に開幕した「IFA2015」。本稿ではオンキヨー&パイオニアブースの新製品についてお伝えしよう。



【パイオニア】
DTS:XレディのAVアンプ新モデル「SC-LX89」など3機種

AVアンプの新モデル「SC-LX89」(2699ユーロ)、「SC-LX79」(2099ユーロ)、「SC-LX59」(1699ユーロ)が会場に登場していた。欧州向けには10月から発売するとのこと。

SC-LX89

SC-LX89の背面部

3製品の特徴のひとつは、ドルビーアトモスに加えて今後DTS:Xにもアップデート対応とした点。MCACC Proにより、オブジェクトオーディオでも最適な音場調整を実現するという。

また、新開発のダイレクトエナジーHDアンプを搭載。音質にこだわったパーツを細部にも採用している。最上位モデル「SC-LX89」と「SC-LX79」はAIR Studiosによるサウンドチューニングが施されているとのことだ。


“Superior Club Sound”にハイレゾ対応イヤホン&ヘッドホン

パイオニア “Superior Club Sound”シリーズからは、ハイレゾ対応のポータブルヘッドホン「SE-MX8」(199ユーロ)とイヤホン「SE-CX7」(149ユーロ)が登場した。

「SE-MX8」は新開発のφ40mmドライバーを搭載。こちらはCCAWボイスコイルと強磁力マグネットを採用し、40kHzまでの再生に対応する。コンパクトに折りたたみが可能なのも特徴だ。

SE-MX8

従来モデルより小型化。折りたたみもできるようになった


筐体はアルミ製に変更し、質感を高めた
イヤホン「SE-CX7」は、既存の「SE-CX9」の性能はそのままに、「BASS EXCITER」を新設計し小型化することで、全体のサイズをひとまわりコンパクトにしたモデルだ。

SE-CX7

耳から外れにくくするチップも同梱している


そのほか、発表されたばかりのハイレゾDAP「XDP-100R」も展示

日本でもリリースされたクラスDアンプ搭載プリメインは、欧州ではDAC内蔵モデルの「A-70DA」「A-50DA」の2ラインナップ展開。会場ではネットワークプレーヤーN-70Aと組み合わせて訴求していた

【オンキヨー】
アイアン・メイデンとのコラボヘッドホン、日本では年明け発売か

オンキヨーブランドからは、アイアンメイデンとコラボしたヘッドホンが登場。年内にイギリスを皮切りに発売。日本では年明けの発売になるのではということだった。

アイアン・メイデンとのコラボヘッドホン

アイアン・メイデンのリーダーであるスティーヴ・ハリスが音質チューニングを監修。外観的にはES-HF300に似ているが、ドライバーユニットをはじめ中身は全くの別物、とのことだった。


【TEAC】
ターンテーブル「TN-500」登場

TEACブランドからは、人気アナログプレーヤーの上位機にあたる「TN-500」が登場していた。筐体に大理石を採用したほか、電源周りを強化したことが特徴。価格は799ユーロで、詳細は近々正式発表される予定とのことだ。

ターンテーブル「TN-500」

筐体に大理石を採用


背面にはUSB端子などを備えている


なお、ギブソンブランドのヘッドホンの展示は行われていなかった

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