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日本未導入モデルを中心にレポート

<IFA>ソニー、超薄型/HDR対応の最新機「X90C」や湾曲ディスプレイ機など“4K BRAVIA”をアピール

公開日 2015/09/03 07:33 編集部:小野佳希
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ソニーは、IFA 2015の正式開幕に先駆けて開催したプレスカンファレンス終了後に同社ブースを開放。液晶テレビ“BRAVIA”については新製品の発表こそなかったものの、HDR対応で薄型デザインの「X90Cシリーズ」など日本未導入モデルも含めた様々な製品を展示している。

X90Cシリーズ

横から見たところ

「X90Cシリーズ」は、65型の「KD-65X9005C」と55型の「KD-55X9005C」をすでに欧州で発売中。今週末からは75型の「KD-X9105C」もラインナップに加わる。同社液晶テレビ“ブラビア”の4K対応機最新モデルで、HDRにも対応。OSにはAndroidを採用している。薄型デザインが最大の特徴で、会場では「Perfect Wall-mount 4K UHD TV」というキャッチコピーを用いて、壁掛けに最適な4Kテレビであることをアピールしていた。

コインと比べてもそれほど遜色ないほどの薄さ

壁掛けに最適な4Kテレビだとアピール

なお、日本では「X9300Cシリーズ」といったように4ケタ数字でシリーズ名を表記しているが、プレスカンファレンスでの平井CEOのスピーチでもあったように欧州では「X90Cシリーズ」と2ケタ数字で表記。これは「同じモデルでも国によって型番末尾が微妙に異なることがあるため」(同社スタッフ)という理由からで、「公式サイトなどでは2ケタに省略した形で表記しているが、型番は4ケタが正式なもの」とのことだった。もしも今後日本市場に投入されるようなことがあった場合には、「X9000Cシリーズ」または「X9100Cシリーズ」という名称になるのだろうか。

今週末に発売を控える75型のX9105Cが欧州での最新モデル

4K高画質プロセッサー「X1」や、画質エンジン「X-Reality PRO」、トリルミナスディスプレイを搭載。高輝度化技術「X-tended Dynamic Range PRO」「X-tended Dynamic Range」は搭載していない。

X90Cシリーズのほかには、こちらも日本では未導入の湾曲ディスプレイ採用モデル「S8505C」も展示。カーブドスクリーンが特徴のモデルで、4K性能としては「X1」や、画質エンジン「X-Reality PRO」、トリルミナスディスプレイを搭載し、HDRにも対応している。

S8505C。こちらも欧州ではすでに発売中

そのほかにも、ブースでは「X-tended Dynamic Range PRO」での高輝度化による効果の比較展示がなされていたり、「Best Sound TV」としてハイレゾ対応スピーカー「X9405C」(※日本ではX9400Cとして展開中のモデル)を展示するなど、幅広い製品群を取り揃えていることをアピールしている。

X-tended Dynamic Range PROの比較デモなども展開

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