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56万円。NAB出展モデル

パナソニック、“世界初”4/3型大判センサー搭載の4K/60pカメラ「AG-DVX200」

公開日 2015/08/03 16:36 編集部:杉浦 みな子
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パナソニック(株)は、世界初という4/3型大判センサーを搭載した業務用の4K/60pカメラレコーダー「AG-DVX200」を10月に発売する。価格は56万円(税抜)。

AG-DVX200

今年4月開催の「NAB2015」に出展されていた製品(関連ニュース)。24pモードなどを業界に先駆けて搭載した従来機種「AG-DVX100」のDNAを受け継ぐ製品とアピールされている。

4/3型大判センサーによる被写界深度の浅い美しいボケ味のある映像を、4K解像度で収録可能。デジタルシネマカメラ「VARICAMシリーズ」から継承した「V-Log L」や、「VFR(可変フレームレート)撮影」などの機能もサポートしている。

内蔵レンズは新開発LEICA DICOMAR 4K 13倍ズームを採用。業務用途をカバーする、開放F2.8の明るさと広角28mm (FHD時、35mm換算値)からの画角に対応する。5軸ハイブリッド手ブレ補正、インテリジェントAFなど高速・高精度フルオート機能や、プロの手になじむマニュアル機能などを備えている。

新LSIの4Kエンジンにより、4K(4,096×2,160)/24p、4K(UHD:3,840×2,160)/60p、FHD(1,920×1,080)/60pの収録が行える。また、最大120fps(FHD時)のVFR(バリアブルフレームレート) 収録にも対応する。

記録形式はMP4/MOV、AVCHD。記録メディアはSDメモリーカードをサポートしており、ダブルカードスロットを装備する。メイン&サブの2つのフォーマットで同時記録が可能なデュアルコーデック記録のほか、サイマル記録/バックグラウンド記録/リレー記録などが行える。

デザインも一新し、バッテリーや端子部をハッチ型カバー内に格納することで埃や衝撃から保護できるようにしている。ハッチ型カバー内はクリムゾン・レッドで、本体表面はスタイリッシュなカーボン調のテクスチャーとしており、「クリエーターの感性に応える鮮やかで高精細な表現力や、プロの業務をサポートする機動性と操作性を象徴する」としている。

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