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3LCDを前面に出したプロモーション強化

エプソン、“明るい超短焦点デスクトップモデル”などスマホ連携できる液晶プロジェクター7機種

2014/11/11 ファイル・ウェブ編集部
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エプソンは、輝度3,000ルーメン以上の明るさを確保し、スマホ/タブレット連携機能に対応したビジネス/文教向けの液晶プロジェクター合計7機種を12月11日から順次発売する。

エプソンのビジネス向け液晶プロジェクターラインナップ


“超短焦点デスクトップモデル”に位置づけられる3機種と、“簡単機能充実モデル”に位置づけられる4機種を新たにラインナップする
“超短焦点デスクトップモデル”に位置づけられる3機種と、“簡単機能充実モデル”に位置づけられる4機種をラインナップしており、いずれもエプソン独自の3LCD投影方式を採用し画質を高めている。詳細は以下の通り。

<超短焦点デスクトップモデル>※12月11日発売
・「EB-536WT」¥OPEN(予想実売価格20万円台後半)
・「EB-535W」¥OPEN(予想実売価格15万円台後半)
・「EB-530」¥OPEN(予想実売価格14万円台後半)

EB-536WT(左)とEB-535W(右)

短焦点投写しているところ

いずれも小・中会議室や文教向けでの使用を想定しており、短焦点レンズを搭載することで、近距離からの大画面投写に対応することが特徴。EB-536WT/535Wは約83cm、EB-530は約89cmの近距離から、それぞれ80型の大画面投写が行える。

EB-536WT/535Wは、1,280×800のWXGA解像度に対応するモデル。輝度は全白/カラーとも3,400ルーメンの高輝度を確保している。コントラスト比は16,000対1。EB-530は、1,024×768のXGA解像度に対応する。輝度は全白/カラーとも3,200ルーメンで、コントラスト比は16,000対1。3機種の中で最上位モデルEB-536WTのみ、文教向けの黒板機能を搭載しており、PCレスで投写画面に図形や文字を書き込みできる。

いずれもスマートフォンとの連携機能も高めており、iOS/Android用の無料アプリ「Epson iProjection」にも対応。オプションの無線LANユニット「ELPAP07(1万円・税抜)」を本体に装着し、アプリ「Epson iProjection」をデバイス側にインストールすることで、デバイス内にあるドキュメントや写真、ウェブサイト、Evernoteなどのアプリ画面を無線LANを介してプロジェクターで投影することができる。

EB-536WTは補正機能も強化しており、歪みを自動的に検知する「タテ自動台形補正機能」や、レバーをスライドするだけで歪みを補正できる「スライド式ヨコ台形補正機能」を装備。ほか2機種も「タテ台形歪み補正機能」「ヨコ台形歪み補正機能」を搭載する。そのほか、いずれも本体には出力16Wのスピーカーを内蔵している。


<簡単機能充実モデル>※2015年2月下旬発売
・「EB-965H」¥OPEN(予想実売価格15万円台後半)
・「EB-950WH」¥OPEN(予想実売価格14万円台後半)
・「EB-940H」¥OPEN(予想実売価格13万円台後半)
・「EB-950WHV」¥OPEN(予想実売価格18万円台後半)

EB-950WH

スマホ連携機能も高めている

EB-965Hは3,500ルーメンの高輝度を確保するモデルで、投影解像度は1,024×768のXGAをサポート。EB-950WHは1,280×800のWXGA解像度に対応するモデルで、輝度は3,000ルーメン。EB-940Hは投影解像度1,024×768のXGAモデルで、輝度は3,000ルーメン。いずれもコントラスト比は10,000対1を確保している。なお、EB-950WHVは、EB-950WHに書画カメラを付属するセットモデルとなる。

スマートフォンとの連携機能も高めており、iOS/Android用の無料アプリ「Epson iProjection」にも対応するほか、搭載するHDMI端子はMHL規格にも対応しており、対応スマホとMHLケーブル1本で接続して内部コンテンツを楽しめる。

3機種とも補正機能も高めており、歪みを自動的に検知する「タテ自動台形補正機能」や、レバーをスライドするだけで歪みを補正できる「スライド式ヨコ台形補正機能」を装備する。本体には出力16Wのスピーカーを内蔵している。

■「3LCDによる明るさと色再現性の高さ」を強力訴求

エプソンは本日、記者向けの新製品発表会を開催し、今後の販売戦略について紹介した。今後ビジネスプロジェクター分野では、3LCD方式のメリットを大きく掲げて製品プロモーションを行っていく。

蟹澤啓明氏

エプソン販売(株)販売推進本部 VPMD部 部長 蟹澤啓明氏は、今回発表した新製品の訴求ポイントを「ワンランク上の明るさと使いやすさ」とコメントし、改めて3LCD方式による同社プロジェクターの強みを説明した。「全白もカラーも同じ明るさで、色再現性が良い。この3LCDならではの価値を、多くのお客様にきちんとお伝えしていきたい」とし、1チップDLPタイプのプロジェクターと比較した場合の、“最大3倍カラーが明るい”をスローガンに掲げ、製品を強力訴求していくことを語った。

“最大3倍カラーが明るい”をスローガンに掲げる

1チップDLP方式のプロジェクターとカラーの再現性を比較したデモも

蟹澤氏によれば「私たちが行った市場調査では、オフィス向けにプロジェクターを購入するとき、実に89.5%が明るさを重視して製品を選んでいるという結果が出た」という。加えて今回発表の新製品については、「今後1年間の販売台数約12,000台を目指す」と販売目標を語った。

【問い合わせ先】
エプソン インフォメーションセンター
TEL/050-3155-7010

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