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ソニー製BDレコ持ち出しや二重音声切り替え対応も

「DiXiM Digital TV for iOS」がDLPAリモートアクセスガイドライン2.0対応など機能追加

公開日 2014/08/05 13:05 ファイル・ウェブ編集部
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(株)デジオンは、iOS向けのDTCP-IP対応DLNAプレーヤーアプリ「DiXiM Digital TV for iOS」をアップデート。新たにDLPAリモートアクセスガイドライン2.0への対応やソニー製BDレコーダーからの録画番組の持ち出し再生対応などの機能追加を行った「Ver4.0.0」の提供を開始した。

既存ユーザーに無料バージョンアップで提供する。リモートアクセス(リモート視聴)やデジタル放送録画番組の持ち出し再生を利用するには、「宅外視聴プレミアム」をアプリ内課金にて購入する必要がある。新規に購入する場合は1,000円(税込)で、リモート視聴アドオンが500円(税込)。

「DiXiM Digital TV for iOS」は、ホームネットワーク上のDLNA対応ブルーレイレコーダーやNAS等の対応サーバー機器に接続することで、デジタル放送録画番組やライブチューナー(TV放送波のリアルタイム配信を受けて再生)の視聴、プライベートコンテンツ等を視聴するためのプレーヤーアプリ。

今回のアップデートにより、本日発表された「DLPAリモートアクセスガイドライン2.0」(関連ニュース)に対応。同ガイドラインに対応したサーバー機器に宅外からインターネット経由で接続することにより、デジタル放送録画番組の再生、また写真や動画、音楽などのプライベートコンテンツのリモート再生が行えるようになった。

従来の「DLPAリモートアクセスガイドライン1.0」では、録画番組を宅外に配信できるサーバー(NAS)はチューナーを持たないものと規定されており、テレビやレコーダーで録画した番組を対応するNASに転送することが必須だった。

今回のガイドラインでは、次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)が策定した「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件(NEXTVF TR-0001)」に準拠。テレビやレコーダーなどチューナーを備えた受信機の録画番組の配信、さらには放送中のテレビ番組のリモート配信・視聴にも対応する。

なお、DLPAリモートアクセスガイドライン2.0」に対応、および対応を予定しているサーバー機器は8月5日現在、以下の通り。

◆アイ・オー・データ機器:HVL-ATAシリーズ、HVL-ATシリーズ、HVL-AT1.0S、HVL-Aシリーズ
(※HVL-Aシリーズで利用の場合は、USB接続トランスコーダー「GV-TRC/USB」が別途必要)

◆バッファロー:LS410DXシリーズ

そして録画番組の持ち出し再生において、新たにソニー製BDレコーダーにも対応。ホームネットワーク上のBDレコーダー等に保存しているデジタル放送録画番組をiOSデバイスにムーブすることができ、ネットワークの環境が無い外出先等でのデジタル放送録画番組を視聴できる。

また、二重音声放送の主副音声の切替に対応。さらに、ウェブブラウザにも横画面分割による機能を追加。iPadやiPad miniを横にしての視聴時に、従来よりも視聴とウェブ閲覧の同時使用を行いやすいよう配慮した。

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