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バイオスケール、ニューオプト、須山歯研、マス工房、サウンドポーション

【ポタ研】3種類のポタアンキットやFitEarのユニバーサルモデルなど − 骨伝導イヤホンも

公開日 2014/07/19 19:12 ファイル・ウェブ編集部
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ポータブルヘッドホンアンプやイヤホンなどポータブルオーディオに関連した製品展示が集う、フジヤエービックによるオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会2014夏(ポタ研)」が中野サンプラザで開催された。本項でバイオスケール(Bispa)、ニューオプト、須山歯研(FitEar)、マス工房、サウンドポーションのブースをレポートする。

■バイオスケール

Bispaブランドで製品を展開するバイオスケールでは、ポータブルヘッドホンアンプキットの試作機「BSP-TUBEAMP-KIT01/SINK」を参考出展。

BSP-TUBEAMP-KIT01/SINK

5極管「1AD4-SMT管」を使用した「Type-1AD4モデルl」、同じく5極管の「5678-SMT管」を使用した「Type-5678モデル」、3極管「5676-SMT管」を使用した「Type-5676モデル」という3種類を用意。「Type-1AD4モデルl」を7月30日に、他の2モデルは8月に順次発売を予定している。価格は17,800円から18,800円ほどになるという。

外箱を開けたところ

回路はオペアンプとそれぞれの採用管を使用したハイブリッド構造を採用。調整および音質に直結するポイントにはすべてリード部品が使用でき、カスタマイズが簡単に行えるようにしている。

■ニューオプト

ニューオプトは、ポータブルヘッドホンアンプ「KH-01P」をデモ。同製品は主な構造材にアルミ削り出し部品を採用し、据え置きのKHシリーズ同様、ネジは全てステンレスなどの非磁性体を使用している。

KH-01P

電圧増幅段には低電圧高精度オペアンプを、電流バッファは高出力トランジスタをあわせて充分なドライブ能力を確保したという。また、オペアンプは左右チャンネルで独立させ、電源部には高分子アルミ電解コンデンサを搭載している。

■須山歯研

須山歯研は、「春のヘッドフォン祭 2014」で披露していたユニバーサルモデルのイヤホン「fitear」を参考出展。ただし今回は外装がホワイトからブラックへと変更されていた。

fitear

フルサイズBAユニットを搭載し、付属ケーブルには同社の「FitEar cable 005」を採用しており、プラグ形状は3.5mmステレオミニ。

デザインがブラックに


■マス工房

マス工房では、ポータブルヘッドホンアンプ「model 395」などの現行機を展示。同社の業務用機器も体験できるようになっていた。

model 395

また、骨伝導イヤホン「BCE-1B」も展示。「やはり骨伝導という制約上、正直、音質はそこまで望めないのだが、隠れたヒットになっている」(同社スタッフ)とのことだった。

BCE-1B

■サウンドポーション

サウンドポーションは、フロントパネルにウォルナットを採用するなどした新ポータブルヘッドホンアンプ「atmos」を参考展示。8月に29,800円(税込)での発売を予定しているが、本日よりフジヤエービックで先行販売を開始したという。

atmos

オペアンプとMOS-FET2段バッファによるアンプ回路を採用し、最大出力は100mW+100mW(16Ω)。単4電池4本で駆動し、約12時間の使用が可能。

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