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April Musicの192/24対応USB-DAC試作機

【音展】サエクは手軽に楽しめるPCオーディオを紹介/タイムロードはMK Soundで9.2ch再生

公開日 2011/10/21 18:04 ファイル・ウェブ編集部
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音展会場、富士ソフトアキバプラザの5階に出展するサエクコマースのブースではPCオーディオとアナログ再生の両方が楽しめる。6階に出展するタイムロードはMK Soundによる9.2ch再生を披露した。

サエクコマース


サエクブースのリファレンスシステム

“Evidence Tower”「MM07A」
サエクコマースのブースでリファレンスとして活躍していたスピーカーは、同社が取り扱うmhiブランドの“Evidence”シリーズ。ブックシェルフタイプの「MM01A」をメインに、昨年の音展でも参考出品されたフロア型の“Evidence Tower”「MM07A」も音出しを行っている。「MM07A」の発売時期について、同社スタッフに訊ねたところ「これから音質をさらにブラッシュアップして、来年春ぐらいに発売したい。価格はペアで189,000円(税込)になりそう」ということだった。

PCオーディオ再生のメインとして活躍していたのは、同社が取り扱う米HRT社のUSB-DAC新製品「MusicStreamer II+」。本機は先ごろ開催されたハイエンドショウトウキョウ2011の同社ブースに出展され、話題を集めたことも記憶に新しい(関連ニュース)。

MusicStreamer II+

USB-DAC「MusicStreamer II」


サエクのDC電源クリーナー「SDP-0512」
同社のブースではアナログ再生のサウンドも紹介。IKEDA Sound Labsの新製品となるMCカートリッジ「IKEDA9TT」、トーンアーム「IT-345CR-1」を、AUDIO CRAFTのターンテーブル「AR-110」と組み合わせて、スピーカー“Evidence”シリーズを鳴らすデモが行われていた。

IKEDA Sound Labsのトーンアーム「IT-345CR-1」

MCカートリッジ「IKEDA9TT」


タイムロード


MK Sound社のスピーカー「S150 MkII」シリーズによる9.2ch再生を紹介
タイムロードのブースでは、同社が取り扱うデンマークMK Sound社のスピーカー「S150 MkII」シリーズを中心に9.2ch再生環境を整えられており、最新のBDタイトルによるサラウンドが楽しめる。

パナソニックのBDレコーダー「DMR-BZT9000」がリファレンス

AVアンプはパイオニアの「SC-LX75」

MK Soundブランドからは「950 THX Select2」、「Movie One」などの主力シリーズも製品展示が行われていた。

950 THX Select2/M Series

Movie One

ULTRASONEのヘッドホンはフラグシップの「edition 10」と「edition 8」を展示。それぞれのサウンドを比較試聴できる。

ULTRASONE“edition”シリーズが試聴できる

ヘッドホンの試聴コーナーには、同社が取り扱うApril Musicから、USB-DAC内蔵プリアンプ「EXIMUS DP1」の試作機も出展されている。本機は192kHz/24bit対応のDAコンバーターを内蔵し、ヘッドホンアンプ機能も搭載している。デジタル入力はUSB2.0端子のほか、AES/EBU、I2S、同軸、光端子など幅広く対応する。フロントパネルにはポータブルオーディオプレーヤーなどのソースも受けられるよう、3.5mmステレオミニ入力も設けた。他にもヘッドホン再生時に、低域の音声信号を増幅するフィルターも内蔵しており、フロントパネルのボタンからON/OFFが操作できる。

April MusicのUSB-DAC内蔵プリアンプ「EXIMUS DP1」を参考展示

バラエティーに富んだ端子類を備える

同社では近く本機の国内導入予定を明らかにする予定だという。本日時点ではまだ価格は未定とのことだった。

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