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今度は“Wi-Fiテザリング解禁”

【更新】auからWiMAX対応のAndroidスマートフォン「htc EVO」登場

公開日 2011/02/28 10:07 ファイル・ウェブ編集部
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HTC社製スマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」
KDDI、沖縄セルラーは、スマートフォンとして国内で初めてとなる、WiMAX対応でAndorid 2.2搭載の「htc EVO WiMAX ISW11HT」(HTC社製)を4月上旬以降に発売する。販売価格については現時点では未定となっている。


背面パネルを展開したところ。本体色のブラックと、インナーブはレッドのツートンカラーとなる

WiMAX通信に対応
プロセッサーはクアルコムの1GHz Snapdragon、内蔵RAMは512MB。本体には4.3インチのマルチタッチ液晶ディスプレイを搭載。解像度はWVGA(800×480画素)。1GBメモリーを内蔵するほか、外部メモリーは最大32GBのmicroSDHCカードに対応。メインカメラの有効画素数は約800万画素。720/25pの動画撮影・再生が行える。インカメラは約130万画素。Google talkなどのアプリを利用してビデオチャットも楽しめる。3G通信のほか、無線LANはIEEE802. 11b/g/n対応。Bluetoothは2.1+EDR規格を採用する。HDMI出力を備える。

HDMI出力は本体下方に搭載。テレビなどに本体を直接つないで、撮影した動画などを出力できる

本体上方にはヘッドホン端子を装備

データ通信速度には、下り最大40Mbps/上り最大10MbpsのWiMAX通信機能を搭載し、動画などリッチコンテンツを素早くダウンロードしたり、快適にインターネット機能を楽しめる点などが特徴。「Wi-Fiテザリング」機能も備え、3G/WiMAXなど通信環境に接続した本機を無線LANルーターとして、他のWi-Fi対応のPCやタブレット、携帯ゲーム機など最大8台までつなぐことができる。またUSBテザリングの機能も備えている。OSはAndroid 2.2を採用しており、Andorid 2.3へのアップデート対応については「現在のところまだ予定はない」(展示説明員)という。そのほかSkypeアプリによる音声通話やjibe、FMラジオ、GPSなどの機能を搭載する。ワンセグ視聴機能は非搭載。EZwebやEメールは利用できず、Cメールは受信のみが可能となる。

背面には本体を横置きするための「キックスタンド」を装備する

本体を横置きにして、アプリを使ったビデオチャットも行える

なおWiMAXの利用には、同社が提供する従来のスマートフォン向け料金プランとパケット定額プランに加え、WiMAXを利用した月のみ「+WiMAX」月額利用料として525円(税込)が必要となる。また同社では本機の販売開始から2011年8月まで「+WiMAX」の月額使用料を無料とするキャンペーンを実施する。

アプリメニュー一覧にテザリング機能を搭載

テザリングアプリを起動


本機を介してノートPCなど無線接続が可能になる

また同社ではauのAndroid搭載スマートフォンを対象に、Androidマーケットで購入した有料アプリの料金をau通話料金と合算して支払える「auかんたん決済」サービスを3月31日以降にスタートさせる。

サービスインと同時に利用できる対象機種はIS 03/REGZA Phone IS04/IS 05。htc EVO WiMAX ISW11HTについては発売開始に合わせて提供が予定されている。IS 01とSIRIUS IS06については現在提供を検討中。なお本日発表された“MOTOROLA XOOM”については対象外となっている。

サービス利用の際は、Androidマーケットで有料アプリを購入する際、支払い方法で「auのアカウントに請求」を選択する。初回利用時にはGoogle Checkoutへの個人情報登録が必要。月間の利用限度額が決まっており、20歳未満でauの契約が3ヶ月以下の場合は5,000円、4ヶ月以上は10,000円。20歳以上の契約者で3ヶ月以下が5,000円、4ヶ月以上10,000円、37ヶ月以上のユーザーは30,000円となっている。価格はすべて税込。

【問い合わせ先】
auお客様センター
TEL/0077-7-111

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