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ハウジングを一新して高音質化

ラディウス、DDM方式のカナル型イヤホン第2弾「W n°2」(ドブルベ ヌメロドゥ)を発売

公開日 2011/02/25 18:53 ファイル・ウェブ編集部
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ラディウス(株)は、radius proブランドのカナル型イヤホン“W n°2”(ドブルベ ヌメロドゥ)「HP-TWF21」を3月中旬に発売する。

価格はオープンだが24,800円前後での販売が予想される。

“W n°2”(ドブルベ ヌメロドゥ)「HP-TWF21」


同社が2009年末に発表した“W(ドブルベ)”「HP-TWF11」の上位機種。これまでにヘッドホン祭などで「ドブルベ弐号機」などとして参考展示していたモデルが、ついに正式発表された格好だ。なお従来機の「HP-TWF11」も併売される。

初代機と同様に「DDM(Dual Diaphragm Matrix)」構造のドライバーを採用している点が大きな特徴だ。

DDMドライバーはダイナミック型で、振動板を2枚搭載した新構造を採用。中低域と高域をそれぞれの2枚の振動板に振り分け、同軸上に配列。ネオジウムマグネットを挟んで、耳側に中低域用の振動板、ハウジング側に高域用の振動板を配置している。

なおHP-TWF21のDDMドライバーは、構造自体は従来機のTWF11と同様。だが本機は音のチューニングをシビアに追い込み、音質向上を図っている。たとえば低音域はTWF11に比べて2〜3dB/mW低く抑えることで高音域を強調し、全体のバランスを整えた。

また本機はハウジング部の構造を見直し、ハウジング内部に空間を持たせることで、音の響きをさらに引き立たせることにも成功している。

新設計されたフロントハウジングは、角度をつけて音声ポートを装備していることにより、耳にフィットして外れにくくなっている。また遮音性の向上にも寄与している。

デザインは漆をイメージした光沢ブラックをベースにゴールドのメッキ部品を組み合わせ、蒔絵のようなカラーリングとしている。

ケーブルはφ2mmのナイロンケーブルで、長さは約120cm。ただし着脱はできない。L型ミニジャック変換ケーブルも付属する。

出力音圧レベルは107dB/mW。再生周波数帯域は10Hz〜20kHz。

【問い合わせ先】
ラディウス テクニカルサポート
TEL/0120-09-5587

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドRADIUS PRO
  • 型番HP-TWF21
  • 発売日2011年3月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格24,800円前後)
【SPEC】●型式:ダイナミック型 ●ドライバー:φ15mm/φ7mm ●出力音圧レベル:107dB/mW ●再生周波数帯:10~20,000Hz ●最大入力:20mW ●インピーダンス:24Ω ●プラグ:φ3.5mmステレオミニプラグ ●コード長さ:約120cm(Y型)、質量:約5.5g