Android搭載STBとスマートフォンを連携させた視聴スタイル提案も

【CEATEC】KDDIブースはスマートフォン「IS03」に注目/背面入力インターフェースが登場

ファイル・ウェブ編集部
2010年10月06日
KDDI(株)のブースは、先日発表したスマートフォン「IS03」を正面にディスプレイ。タッチアップコーナーも設けていた。本機はおサイフケータイやワンセグ、赤外線通信、歩数計など、日本独自の機能を多数搭載したのが大きな特徴。いわゆるガラケーとスマートフォンの“いいとこ取り”なモデルとして注目を集めている。

スマートフォン「IS03」

IS03の背面。おサイフケータイやワンセグなども備えている

KDDIブースではそのほかにも興味深い技術展示が多数用意されている。そのうちの主なものを紹介しよう。

■背面入力インターフェース

タブレット型デバイスの背面という未開の地を活用する方法として開発を進めているのが、背面入力インターフェースだ。

背面入力インターフェース

裏面にも物理キーボードを備えている

スマートフォンは筐体が小さく、フルキーボードだとキーが手で隠れてしまい押しにくいという問題がある。しかしこの背面入力インターフェースでは、赤外線センサーにより指の位置を判別。ポインターで確認しつつタイピングできるため、誤入力が少ないという。なお、前面/背面のキーボードを併用した入力も可能だという。

背面入力インターフェースの詳細

今回展示されているものは、背面にも物理キーボードを用意している。実際に触ってみたところ、キーボード端の文字は問題なく打てるが、中央部の文字には指が届きづらく押しにくいと感じた。説明員によれば、キーの配置方法は現在検討を重ねているところで、「画面の左右端に並べれば押しやすいだろうか、など考えているところ」と語っていた。

■Android搭載STBとスマートフォンの連携で便利に番組視聴

Android搭載搭載ハイブリッドSTBとスマートフォンを連携させ、家でも外出先でも便利にコンテンツを視聴する技術が参考展示されていた。まず、録画した番組をAndroid搭載タブレットやスマートフォンに自動転送しておく。すると、例えば家のテレビで途中まで視聴した番組の視聴完了位置を動画プレーヤーアプリが保持し、再生位置をタブレットやスマートフォンにWiFi経由で瞬時に送ることができる。例えば朝の忙しい時間でも、前夜に見たドラマの視聴完了位置をサッと転送して、電車のなかで続きを見る…というスタイルが可能になるわけだ。

Android搭載STBとスマートフォンの連携デモ

本件の詳細

しかし、実用化にあたっては、番組自体はもちろん番組表の著作権問題をクリアしなければいけないとのこと。「なんとか折り合いをつけて製品化できれば」(同社説明員)と語っていた。

機器同士をWiFiで接続して視聴位置情報をやりとりする