3Dプロジェクターは日本では発売未定

【CEATEC】三菱、“REAL 3D”を大きく訴求 − シアタールームでは3Dプロジェクターの映像を披露

ファイル・ウェブ編集部
2010年10月06日
三菱電機(株)は、“REAL 3D”をブース前面に大きく掲げ、視聴デモとともにアピールを行っている。

三菱電機のブース

10月21日から発売となる“REAL”MDR1シリーズは、ブースの最も目立つところに視聴デモを実施。3Dや、映像コンテンツの内容や視聴距離に合わせて「手前に」「標準」「奥に」「もっと奥に」の4つの調整が可能な「奥行きアジャスター機能」などを訴求している。

新製品となる“REAL”MDR1シリーズを大きくアピール

「奥行きアジャスター機能」などをアピールした

また75V型の3D表示対応レーザー光源DLPリアプロ“LASERVUE”「75-LT1」も3台用意され、視聴が可能だ。

“LASERVUE”「75-LT1」。正面から見ると、意外と薄く見える

シアタールームでは、今年のIFAで展示された3D対応プロジェクター(関連ニュース)の視聴を行える。ルーム内でのアナウンスによれば、「反射型デバイスを使用し、応答速度は2msec、残像感が少なく滑らかな映像を投射できる」のが特徴だという。これ以上の詳細な情報は聞くことができなかったが、同社説明員によれば「IFAに出展されたのと同じモデル」とのこと。そのことから、明るさ、コントラスト、インターフェースの種類などを推測することができるだろう。

なお、日本での発売は未定だという。

参考出展された3D対応プロジェクター(左)。LVP-HC6800と比べて筐体が大きいことが分かる

シアタールーム内で実際に駆動していた3D対応プロジェクター

また、次世代の高圧縮映像符号化技術の参考展示も行われていた。こちらはMPEG-2の約4倍、H.264の約2倍の圧縮性能を持つという。これまで等分割だったブロックサイズを、この技術では平坦な領域では大きなサイズ、複雑な領域では小さなサイズ…というように、画像信号に合わせてサイズ拡張・適応化を行う。これにより効率のよい圧縮が実現するとのこと。2012年7月の標準化を目指しており、「H.265」となる見込みとのこと。。「将来的には携帯電話でデータ量の大きな動画を見たり、スーパーハイビジョン放送の伝送時などに活用したいと考えている」(同社説明員)のことだ。

次世代の高圧縮映像符号化技術の詳細

新しい符号化技術では、ビットレートは半分なのに映像が綺麗なことがよく分かる