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1000を越すエントリー製品の中から金賞に輝くモデルは?

【AVレビュー編集部】VGP2010 注目製品レビュー(7)ONKYO「ND-S1」

公開日 2009/10/06 19:53 AVレビュー編集部
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ビジュアルグランプリ2010の開催に先立ち、有力候補と目される製品群をピックアップする「VGP2010 注目製品レビュー」。第7回にお送りするのは、スーパーハイコンポ製品部門・DAPドックカテゴリーの注目商品であるオンキヨーの「ND-S1」だ。


ONKYO「ND-S1」
ND-S1はiPodからデジタル出力を取り出すことが可能なトランスポートである。デジタル入力を装備するオーディオシステムやAVアンプと組み合わせれば、オーディオ機器側で音楽信号を変換できるようになり、iPodをミュージックサーバーとして高音質に自宅システムへ取り込むことが可能となる。

また、ND-S1には、PCとも接続ができるUSB端子も装備。PC内の音楽データのデジタル出力にも対応し、さらにPCとiPodの同時接続時には、同期モードに切り替えてからiTunesから楽曲を入れ替えることができる。まさに、iPodとPCをオーディオシステムに組み込むためには最適なインターフェースといえるだろう。

仕様だが、入力は前述の通り、iPodドック端子からのiPodデジタル入力とPCからのUSB入力がメインとなる。出力端子は、光デジタル端子、同軸デジタル端子している他、iPodのビデオ再生用のコンポジット映像出力も備えている。USB接続の場合、デジタル出力は16/32/44.1/48kHzに対応している。

なお、価格は直販サイトで15,000円と驚異のハイC/Pを実現している。高機能も魅力的なND-S1だが、気になるのは、もちろんその音質だろう。評論家の高橋敦氏は、「エントリークラスのソース機器としては本機のクオリティも破格」だという。

iPodやPCを手軽に、かつ高音質で自宅の本格オーディオシステムに組み込み、しかも高音質でたのしむことを可能にするオンキヨーのND-S1は、ビジュアルグランプリ2010でも注目されること間違いなしである。

【SPEC】●入力端子:iPodドック×1、USB×1 ●出力端子:光デジタル音声×1、同軸デジタル音声×1、コンポジット映像×1 ●外形寸法:205W×34H×175Dmm ●質量:530g ●対応iPod:iPod touch(第1、第2世代)/iPod classic/iPod nano(第3、第4世代)、iPod nano(第2世代)●問い合わせ先:オンキヨー/050-3161-9555 

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