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“QC2”のノイキャン効果が飛躍的に向上

ボーズ、高いNC効果を実現するNCヘッドホン「QuietComfort 15」を発売

2009/09/30 Phile-web編集部
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ボーズ(株)は、ノイズキャンセリングヘッドホン「QuietComfort 15」など新製品4機種を発売する。各製品の詳細は以下のとおり。

ノイズキャンセリングヘッドホン
■QuietComfort 15 9月30日発売 ¥39,990(税込)

QuietComfort 15

QuietComfort 2(左)とQuietComfort 15(右)。見た目はほぼ変わらない

ノイズキャンセリングヘッドホンに定評のある同社が新たに送り出す、“NC効果を飛躍的に向上させたモデル”。「QuietComfort 2」の後継機となり、デザインなどはQC2とほぼ変わりない。耳を覆うアラウンドイヤータイプで、ケーブルは着脱式。2から15へと大きく進んだ型番は「飛躍的な向上を遂げたモデルであるため」だという。

“音楽を良い音質で楽しめること”、“使い心地”、そして“ノイズキャンセリング(以下NC)効果の高さ”を特長に掲げている製品。内側と外側両方に集音マイクを設置し、騒音の検知力をアップ。独自の回路がそれぞれのマイクと連動し個別に機能することで、これまでよりも正確なNCを実現した。

内側と外側両方に集音マイクを設置し、騒音の検知力を向上させた

同社独自のトライポート・テクノロジーを採用しており、内部のわずかな空気質量をイヤーカップ側面に設けられた小さなポートでコントロールすることで豊かな低音を再生することができる。

イヤーカップ側面に設けられた小さなポートで内部のわずかな空気質量をコントロールする

またイヤーパッドもリニューアルし、遮音性の高さに加え装着感の良さを実現したという。

電源は単4電池を使用。1本で約35時間の連続使用が可能となる。なおNCをOFFにすると音楽試聴もできないので注意が必要だ。ケーブルの長さは1.68m。付属品としてキャリングケースと航空機用デュアルプラグ、単4アルカリ電池1個が同梱される。

QC15。付属キャリングケースは従来の横開きから縦開きタイプになった

バッテリーは単4電池1つ。右ハウジングに装着する

ボーズ社は1978年からパイロットなどが音声通信に使うためのNCヘッドホンを開発。2000年には世界初のコンシューマー向けNCヘッドホン「QuietComfort」を発売した。

発表会に登壇したボーズ(株)ゼネラルマネージャーの栗山譲二氏は、「iPodやウォークマンなどDAPが普及し、移動中に音楽を楽しむスタイルが一般的になったことにより“日常騒音の解消”は大きなフィーチャーとなった。現在多数のNCヘッドホンが発売されているが、これに先鞭を付けたのはボーズと言えるだろう。今回のQC15にはマイクを2つ搭載したが、スピーカーとマイクが近くなるためハウリングやノイズを発生させないようにするのは大変難しいこと。NC効果と音質を両立するため工夫を凝らした」と自信を見せた。

ボーズ(株)栗山譲二氏

ボーズ コーポレーション デニス・セルチ氏

また、本社のプロダクトマーケティングマネージャーで、新モデル開発に関わったデニス・セルチ氏が来日。セルチ氏は「QC15はボーズ史上最高のNC効果を持つヘッドホン。内外両方にマイクを設置し、これまでよりも広いレンジでのNCが可能になった。価格はそのままに、飛躍的に性能を向上させたモデル。どんな環境でも最適なNC効果を提供することができる。スペックの数字ではなく、QC15がもたらす体験を味わって欲しい」とコメントを寄せた。

【問い合わせ先】
ボーズ・オンラインストア
TEL/0120-002-009

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドBOSE
  • 型番QuietComfort 15
  • 発売日2009年9月30日
  • 価格¥39,990(税込)
【SPEC】●ドライバー:φ35mm ●プラグ:3.5mmステレオミニプラグ ●ケーブル長:168cm (脱着式) ●電池寿命:約35時間 ●電源:単4乾電池×1本 ●外形寸法:160W×195Hmm ●質量:190g(ケーブル、乾電池除く) ●本体色:シルバー ●付属品:航空機内デュアルミニヘッドホンプラグ用アダプター×1、キャリングバッグ、単4型乾電池×1