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一本化で省力化/低コスト化

アルダージと米MPEG LA、ワンセグ特許の管理業務で提携へ

2009/06/09 Phile-web編集部
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アルダージ(株)と米MPEG LAは、ワンセグ機器向けの特許管理業務で提携する。

本日、日本経済新聞は、両者がそれぞれライセンス供与を行っている地上デジタル放送の送受信技術特許の窓口を日本に一本化し、7月から国内のワンセグ携帯電話メーカーなどに供与すると報道。これにより複数の管理会社と交渉・契約する手間が省け、必要となる特許料も削減が可能になると報じている。

Phile-webの取材に対しアルダージは「報道はおおむね事実」と認め、近々サービスを開始する計画であると説明した。ただし、報道されているように同社がMPEG LAのライセンス業務を代行することはなく、あくまで窓口業務のみを提供することになるという。

アルダージはシャープ、ソニー、東芝、日本ビクター、パナソニック、日立製作所、三菱電機の7社が出資する会社で、それぞれの会社が所有する必須特許を一括して許諾する事業を展開。一方のMPEG LAはMPEG-2などのライセンス業務を主力としている。

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