HOME > ニュース > フリービット、様々なデジタル家電をサーバーとして利用可能にするソフトを開発

ストレージエリアがあるデジタル家電全てに搭載可能

フリービット、様々なデジタル家電をサーバーとして利用可能にするソフトを開発

公開日 2009/03/11 14:39 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フリービット(株)は、ビデオカメラを始めとした様々なデジタル家電をサーバーとして利用可能にするソフトウェア「ServersMan mini」を開発したと発表。デジタル家電向けに今後展開をしていく予定であることを明かした。

ロゴマーク

同ソフトは、デジカメやビデオカメラなどのデジタル家電をパソコンにUSB接続するだけでサーバー化させ、画像や動画の公開を容易にするというもの。データは「http://serversman.net/任意の文字列/」といったURLで公開される。

使用イメージ

デジタル家電のストレージエリアの中にインストールして使用し、パソコン本体へのインストールは不要。ストレージエリアがあるデジタル家電であれば、どんな機器にも搭載可能だ。

通信には独自の暗号化技術「Emotion Link」を採用。既存のTCP/IPネットワーク上に仮想的なネットワークをセキュアに構築する事により、NATやファイヤウォールを越えて、自由度が高く安全な通信を実現しており、データを公開したい相手以外からのアクセスもセキュリティは堅牢に保たれる。

同社では、ユビキタス文化の普及などを目的とした「Ubic Frontier!戦略」を推進しており、“あらゆるモノをサーバー化”する「パーソナルデータセンター」プロダクトの第1弾として、手持ちのiPhoneをサーバーとして利用可能にする「ServersMan@iPhone」(公式サイト)を発表していた。

「ServersMan mini」は、「ServersMan」シリーズのサブセットとして、同社が業務・資本提携の基本合意に達しているエグゼモード(株)製の家電製品へのバンドルや、連結子会社のDTIを通してのサービス展開など、様々な販路における展開を検討しているという。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE