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東芝、高精細技術“XDE”搭載のDVDプレーヤー「SD-XDE1」を発売

2008/09/18
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(株)東芝は、高精細技術「XDE」を搭載したDVDプレーヤー「SD-XDE1」を11月中旬に発売する。価格はオープンだが18,000円前後での販売が予想される。


SD-XDE1
すでに北米で発売されている「XD-E500」(関連ニュース)の国内モデル。DVDビデオのほか、DVD-R/-RW(VRモード対応、CPRM対応)やDivXの再生に対応する。また、CD-RにJPEGで保存した静止画を表示することも可能。

本機の最大の特徴はXDE技術を搭載したこと。同技術により、DVDソフトや録画したDVDをハイビジョンに迫る高画質で再生できるとしている。

XDEは、スケーラーやIP変換、3次元DNR、ディテールエンハンスメントを統合的に処理する技術で、通常のアップスケーリングではぼやけた映像になりがちなところを、エッジ強調によって精細感を向上させる。各処理はそれぞれ最高レベルの性能を持つものを使用しているという。なお、XDEはオン/オフが可能で、出力解像度も480p/720p/1080i/1080pから選択できる。


XDEはオン/オフが可能で、出力解像度も480p/720p/1080i/1080pから選択できる

本機のリモコン
たとえば480iの映像の場合、ip変換を行った後に3次元DNRでノイズ除去を行い、さらに周辺画素演算型ノンリニアスケーリング技術とワイドレンジスケーリングフィルターにより1080pにスケーリングする。その上で、ハイパスフィルターでノイズとエッジ成分を抽出し、3次元DNRでノイズを削除。エッジ強度に応じ、最適なエンハンスゲインを調整し、1080pに変換した映像にエンハンス成分を加算し、最終的な画像が完成する。なお、本機はHDMIからDVDの24p出力が可能だが、この場合は当然ながらip変換は介さず、ダイレクトに途中段階の1080pへとスケーリングされる。

XDEのモードは、上記のエンハンス処理のみを行う「シャープ」モードのほか、エンハンスをかけながら映像中の青色と緑色を検知して色調補正する「カラー」モード、同じくエンハンスしながら黒レベルを上げて見やすい映像にする「コントラスト」モードの計3モードを備える。


本機の背面端子部
映像DACは54MHz/14ビットで、光/同軸デジタル音声出力端子を装備。そのほか、3段階のズームが可能な「可変ズーム再生」機能、省エネ機能「自動電源OFF機能」なども搭載する。

【問い合わせ先】
東芝DVDインフォメーションセンター
TEL/0120-96-3755

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番SD-XDE1
  • 発売日2008年11月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格18,000円前後)
【SPEC】●再生可能メディア:DVDビデオ、DVD-R(ビデオ/VR)、DVD-RW(ビデオ/VR)、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW ●映像DAC:14bit/54MHz ●消費電力:12W ●外形寸法:430W×50H×198Dmm ●質量:1.5kg