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<夏休み企画 第2弾>多彩な音楽エンターテイメントを発信!ケンウッド丸の内ショールーム

2008/07/28
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いよいよ夏休みシーズン到来!ガソリンや飛行機の燃油チャージの高騰でなかなか思い切って遊びに出かけられないという方のために、Phile-webでは都内でお金をかけずに遊べるスポットをご紹介します!第2弾はこちら!


ケンウッド スクエア・丸の内
ケンウッド スクエア・丸の内

平日:10:00〜18:00
土日・祝:11:00〜17:00
(休館日 お盆)

場所:東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階
(JR・地下鉄 有楽町駅 徒歩3分)


高級ブランドショップが立ち並ぶ丸の内仲通り。石畳の通りを歩いているだけで、異国の地を散歩しているかのような気分にさせてくれる。そんな洗煉された場所にケンウッドのショールームがある。全面ガラス張りの開放感溢れる空間に、ポータブルオーディオからカーオーディオまでケンウッドの製品を体験できるコーナーや、同社のオーディオシステムが並ぶ試聴ルームを構えている。

カーナビゲーション体験コーナーも

ケンウッドの多様な製品が並ぶ

丸の内仲通りは高級感あふれるお洒落な通りだ


カーオーディオも充実

レシーバも展示
■多彩なイベントを開催中 − 最大の目玉は仏のJAZZミュージシャン トーマス・エンコによる生ライブ

このショールームの最大の特徴はなんといっても開催するイベントの多さ。平日の12時から13時の間にCDやDVDをケンウッドのオーディオシステムで試聴できる「プロムナードコンサート」は、丸の内で働くサラリーマンやOLの憩いの場となっているイベントだ。入場無料・入退場自由で気軽に参加できるのも嬉しい。

その他にも、同社の音質マイスターがオーディオについて解説する「音質マイスター講座」や音楽プロデューサー岩田由記夫氏とフォークシンガー青木まり子氏によるトーク&ミュージックイベント「音楽の達人」などを定期的に開催している。

さらには本格的な生ライブイベントも実施している。月に2、3回不定期に夕方から開催される「トワイライトライブ」は、クラシック、ジャズ、Jポップなど多様なジャンルの魅力的なアーティストがライブを行う。8月26日(火)には東京JAZZ 2008の日仏交流150周年を記念した関連イベントの一環として、トーマス・エンコのライブが行われる。トーマス・エンコはフランスで活躍するヴァイオリンやギターなどの楽器を巧みに演奏するJAZZミュージシャン。間近で一流ミュージシャンの演奏が聴ける(しかも無料で!)またとないチャンスだ。

東京JAZZ CIRCUIT 2008 〜 FRENCH JAZZ QUARTER 〜

日時:8月26日(火) 19:00〜20:00(開場18:45)
出演:トーマス・エンコ(ヴァイオリン、ギター、etc)
参加方法:要予約 TEL/03-3213-8775
定員:40名

そのほかにもウクレレライブや、高音質CDを聴きながら「魔女の宅急便」のロケ地 ゴットランド(スウェーデン)の写真のスライドショーを体験できるイベントなど様々なラインナップが揃っている。日程など詳細はこちらでご確認いただきたい。


試聴ルームの様子

一面ガラス張りで開放感あふれる内装だ

■せっかく良い場所にあるのに、ケンウッドの商品を紹介するだけではもったいない!


ケンウッド ブランド戦略統括部 宣伝室 スクエア丸の内 マネージャー 竹之内浩一さん
上記イベントからもわかる通り、ケンウッド スクエアはショールームという枠を越え“音楽体験の場”として独自のスタイルで展開している。そしてその礎を築き上げてきたのが、同社ブランド戦略統括部 宣伝室 スクエア丸の内 マネージャーの竹之内浩一さんだ。

竹之内さんにライブイベントを開催しようと思ったきっかけを訊ねると、「せっかく良い場所にあるのに、ケンウッドの商品を紹介するだけではもったいないと思ったから」という答えが返ってきた。その率直な回答に少々驚いたが、詳しくお話を伺っていると竹之内さんが常に一歩先を見据えて物事を考えていることがわかる。

「私は音楽を好きでなければオーディオを好きになってはくれないだろうと思っています。そして音楽リスナーが減少しつつある今、自分たちのことだけ考えていては音楽業界は尻すぼみになっていくばかり。オーディオメーカーだけでなく、レコード会社などを含めた音楽業界全体で取り組んでいかなければいけないと思うんです」

このような想いから、ライブイベント「トワイライトライブ」ははじまった。開始当初は竹之内さんの知り合いに声をかけて出演してもらっていたが、会場の音響の良さと、良い音楽を聴きたいと考えている質の高いお客さんが集まるという点が評判になり、徐々に出演依頼が来るようになった。今では10月までスケジュールはいっぱいだという。

また「一流じゃなくても良い音楽を伝えていかなければならない」という考えから、著名アーティストだけでなくインディーズレーベルのアーティストにも広く門戸を開き、積極的に応援している。


試聴ルームはイベントスペースとしても大活躍。ライブのPA機材の一部はなんと竹之内さんの私物とのこと

先日出演した男女2人のデュオ「NUDEVOICE」は竹之内さんもその実力を認める
■良い音楽との“出会い”を提供する場でありたい

もちろんライブだけでなく、ショールームとしての役割も真摯に行っている。竹之内さんのモットーは「音楽を好きな人にどれだけ良いオーディオ体験をさせるか」ということ。そのために押し売りはせず、じっくりとお客さんと付き合っていく。


試聴ルームのリファレンス。竹之内さんが丁寧にシステムによる音の違いを教えてくれる
「製品の購入を検討されているお客さんがいらっしゃったら、半分は製品の説明をもちろんしますけど、残り半分はお客さんの話に耳を傾けるというスタンスでやっています。話を聞いてどういうシステムがその人にあっているのかを一緒に考えていきます。また、オーディオ機器を購入しようというときに一部のオーディオ専門店以外のお店ではまともに良い音を聴かせることができないという現状の中で、このショールームではじっくり比較試聴が出来て、お客さんに満足して購入していただける数少ない場所なんです。ショールームだからこそ、お店ではカバーしきれない手厚いケアができるのが強みです」


お客さんが好きそうなCDを竹之内さんがセレクトして喜ばれることも多いという

そこで、ずうずうしくも「私にあったCDを教えてください!」とお願いしたところ、快く選んでくださったのはMike Sternの作品。ベーシストが良い仕事してます
最後に「たとえここでケンウッドの製品を買わなくても、お気に入りのアーティストやCDに出会うなど、何かを得て帰ってもらえる場でありたい」と語ってくれた竹之内さん。

ショールームというだけでなんだか入りづらいイメージだが、ケンウッド スクエアにおいてはその迷いは無縁だ。音楽好きならば是非一度は訪れてみてほしい。

(Phile-web編集部)

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