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シャープ、洞爺湖サミットに消費電力半分の65V型テレビなど出展

公開日 2008/07/04 19:11
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右が26V型低消費電力液晶テレビの試作機、左が画面と同等サイズの太陽電池
シャープ(株)は、7月7日から9日まで開催される北海道洞爺湖サミットの、国際メディアセンターに設置される「環境ショーケース」と「ゼロエミッションハウス」に、消費電力を削減した液晶テレビの試作機などを展示する。

環境ショーケースには、26V型低消費電力液晶テレビの試作機を展示。同社が2002年に発売した28型ブラウン管テレビ「28C-PB500」に比べ、約1/4の消費電力、約1/3の年間消費電力量を実現している。また、同社が2007年に発売した液晶テレビ「LC-26GH3」との比較でも、消費電力で約1/3、年間消費電力量で約1/2となる低消費電力性を実現したという。消費電力の少なさから、同社では「画面サイズとほぼ同程度の面積の太陽電池で駆動させることも可能」としている。

またゼロエミッションハウスには、年間消費電力量200kWh/年を実現した65V型の次世代液晶テレビ試作機も出展。2007年発売の「LC-65RX1」と比べた場合、年間消費電力量は約1/2のレベルに相当するという。さらにコントラスト比は100,000対1と、画質面でも大幅な改善を達成。またディスプレイ部の最薄部が20mmと、設置性やインテリア性も考慮している。

(Phile-web編集部)

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