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ソニーCSL、音楽リミックス共有サイト「Music Mashroom」を公開

2008/06/25
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ソニーCSLは、音楽リミックス/マッシュアップ共有サイト「Music Mashroom」を、本日6月25日13時より公開している。

Music Mashroomの概要

Music Mashroomのコンセプト

「Music Mashroom」は、音楽リミックスアプリ「Hash'n Mash」とタイムラインメタデータ付与アプリ「MetaPong!」を提供し、各アプリで作成した楽曲のリミックス情報/タイムライン情報を、それぞれ「Recipe Room」と「Timeline Metadata Room」にアップロード&共有することができるものだ。音楽知識がないユーザーでも簡単に楽曲をアレンジできるのが特長。

Hash'n Mashは、波形編集ではなく楽曲を「Aメロ」「サビ」などのブロック単位で区切り、リミックスすることができる。コード進行情報を元に、異なる曲の合いそうな音楽ブロックを教えてくれる「Click to Recommend」機能も用意。作成したリミックス情報は「レシピ」として保存し、Recipe Roomにアップロードして共有することが可能だ。

Hash’n Mashのインターフェース

生成したリミックス情報はRecipe Roomにアップロードし共有可能

MetaPong!は、波形データに対応させて楽曲のビート情報、コード情報、メロディ構成の情報を生成・付加することが可能。ビートはソニー(株)の解析技術「Beatizer」で自動抽出できるほか、テンポの揺れている曲、変拍子、転調がある曲などにも対応。メロディ構成単位でのコード進行のコピー&ペーストも可能だ。作成したタイムライン情報はTimeline Metadata Roomにアップロードして共有することができる。

MetaPong!のインターフェース

Timeline Metadata Room

対応する音楽ファイルはWAVとMP3。アップできるのはリミックス情報のみで、元楽曲データはアップできない。また、DRMのかかった音源は利用できない。

なお配布される両アプリは、昨年のソニーオープンハウスでデモが行われた“MMG”と呼ばれる高精度音楽時系列メタデータを利用したリミックスエンジンをブラッシュアップしたものとなる(関連ニュース)。

(Phile-web編集部)

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