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【営業部長の2008年】ソニーマーケティング 下野 裕氏

公開日 2008/05/28 18:26
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ソニーマーケティング(株)パーソナルAVマーケティング部 統括部長 下野 裕氏
進化する“連携”により
多様化するニーズを掴む


ウォークマンとネットジュークによる“PCレススタイル”の訴求に注力してきたソニー。下野氏は「“PCレススタイル”の認知も進み、お陰様で大変ご好評いただいております」と自信を見せる。しかし、DAPはほぼ横ばい、セットステレオは若干の減少と08年の市場を予測し「多様化するニーズの先をいく新たな提案を継続しなければなりません」と指摘する。
 
昨年末には、その新たな提案の一つとして、auの携帯電話向け楽曲配信サービス“着うたフル”を、ネットジュークに貯め、ウォークマンで楽しむ“Sony×au MUSICPROJECT”を立ち上げた。「“着うたフル”をご利用されているお客様による指名買いが増えました。音楽の視聴スタイルが様変わりする中、新需要をこのプロジェクトで掘り起こすことができたと強い手応えを得ています。今後もさらに積極的に取り組んでいきます」。

また、新たなソリューション提案に加え、商品群もさらに進化を遂げた。ウォークマンでは静止画・動画再生機能に加え、ワンセグ放送の視聴・録画に対応したA910シリーズ、Bluetoothを備えたA820シリーズと充実した機能を搭載。PCやネットジュークにダイレクト接続可能なEシリーズは、手軽にデザインを変えることが可能な着せ替えパネルを同梱するなど、多様化する需要に対し強力にアピール。

「今後も音楽を深く楽しむ提案を基本に、映像の楽しみも拡げるなどで、ソニーならではの特長を打ち出していきます。“ウォークマン×ネットジューク”の連携をさらに進化させ、PCでできること以上の楽しみ方を実現していきたいと考えています」。

一方で、今後拡大が見込まれるポータブルワンセグプレーヤーのラインナップ拡充にも注力。4月より録画ができる高画質“ブラビア”ワンセグを新たに追加し強力な商品群を完成させた。「お客様からのお問い合わせも多く非常に好感触です。今後は店頭での専用売り場の設置に特に力を入れていきます」。

さらに、パーソナルナビゲーションシステム“nav-u”も好調に推移する。新しい音楽の聴き方として大きな話題を集めたローリーにも新カラーを追加するなど進化は止まらない。「08年は“連携”をキーワードに様々な展開を図ります。今後もご販売店の皆様とがっちりと協力し、市場の拡大に努めていきますので、是非ご期待ください」

(Senka21編集部)

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