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【営業部長の2008年】ソニーマーケティング 磯村英男氏

公開日 2008/05/26 17:52
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ソニーマーケティング(株)ホームAVマーケティング部 統括部長 磯村英男氏
伝わりやすく説明しやすい“スタイル提案”に注力

「現在、レコーダー市場全体におけるBDレコーダーの台数構成比は、およそ3割。昨年の年末商戦から今年の夏商戦に向けてジワジワと構成比を伸ばしており、夏商戦では4割近くまで達すると考えています」と切り出す磯村氏。このような状況の中、ソニーはBDレコーダーの展開において“番組を楽しむT”“思い出を残すL”“シアターを堪能するX”と、使用用途に合わせた3つのスタイルを提案しているが「お陰様でお客様にも魅力が伝わりやすく、店頭でも説明しやすいと高い支持をいただいています」と手応えも上々だ。

夏商戦に向けて、この3つのスタイルに加えて4月下旬より“映像を持ち出すA”スタイルを新たに追加。Aスタイルでは、録画したコンテンツをポータブルゲーム機“PSP”のみならず、DAP“ウォークマン”や対応携帯電話への高速転送を実現した。「録画したコンテンツを外に持ち出す楽しみを訴求していきます。レコーダーと薄型テレビ、カムコーダー、シアターシステムがつながるのは今や当たり前ですが、レコーダーとウォークマンがつながるのは画期的であり、ソニーらしい技術や先進性が詰まった商品だと自負しています」と意気込みも強い。店頭においては「転送速度の速さや、転送後の画の精細を実際にお客様に体験していただきたい」との強い想いから、ウォークマンと組み合わせた展示を用意する。「音を持ち出すという文化をウォークマンが創ったのと同じように、映像を持ち出すという文化を創っていきたい」と気合も充分。さらに、もっと沢山録画したいという市場からの声に応え、Tスタイルにも大容量HDDを搭載した新機種の「BDZ-T90」を追加拡充し、隙のないラインナップで夏商戦に臨む。

一方、薄型テレビの音周りを強化するシアターラックにも新商品「RHT-G900」を投入。「フロントサラウンドで5.1chを実現し、音が圧倒的にいいと好評を頂いています。AV機器をきちんと楽しんでいただくために音は重要なポイントですので積極的に訴求していきます」と意気込む。「いよいよハイビジョン機器が本格的につながり、私達の提唱する“ソニーハイビジョンクオリティ”の世界が完全に立ち上がりました。お客様には、テレビ、レコーダー、シアターラックの“ホームAV3点セット”を組み合わせ“ハイビジョンはソニーにおまかせ”の合言葉のもと、徹底的に訴求していきます」。

(Senka21編集部)

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