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【営業部長の2008年】ソニーマーケティング 粂川 滋氏

2008/05/23
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ソニーマーケティング(株)ディスプレイマーケティング部 統括部長 粂川 滋 氏
新たな提案の訴求に努め
多様化するニーズに対応


08年の市場動向について「スポーツのビックイベントが目白押しということもあり、フルHDパネルと倍速技術を搭載したモデルに対する需要がますます高まると思います。また、ニーズの多様化も加速がかかり、画質はもちろん、本体デザイン、インテリアとの協調性など、様々な提案が重要になります」と指摘する粂川氏。

ソニーは、その多様化するニーズにいち早く対応するため、2月に液晶テレビ“BRAVIA(ブラビア)”の新ラインナップを発表。上位シリーズとなるF/VシリーズのフルHDパネル搭載機には、独自の倍速技術「モーションフロー」を盛り込みX/Wシリーズとあわせ「フルHD倍速技術搭載機種を一挙に4シリーズへと拡充しました。また、画像エンジンもコントラスト比を向上させた“ブラビアエンジン2”を搭載し、画質にこだわるお客様に強力にアピールしていきます」と強い意気込みを見せる。

また、ディスプレイ・チューナー一体型機種としては業界最薄を実現したF1シリーズを中心に壁よせスタイル提案を新たに展開。「壁よせスタンドと組み合わせれば従来よりも視聴空間を広く使え、もう1サイズ大きい機種も選択肢に入れていただけます」とデザイン面でも強力にアピールする。

2台目需要やパーソナル需要に向けて投入したJ/Mシリーズでは、カラーバリエーションはもちろん「より個々の嗜好にあった、カラー、デザインでの価値訴求が今後は求められる」との考えから、Mシリーズではベゼル部とループ部の色をそれぞれユーザー自身が選べる新たな試みも展開。さらに、繋がる商品群を増やしたブラビアリンク、好評のおき楽リモコンによる操作性向上に加え、コンテンツの充実を図ったアプリキャストなど、ネットワーク機能もさらなる強化を果たし「新シリーズの投入により、様々なニーズに対応できるラインナップが完成しました」と自信を見せる。

「店頭では、壁よせスタイル、カラー、デザインのバリエーションをアピールする展示を行い、昨年末より急速に立ち上がってきた薄型テレビとブルーレイ、シアターの組み合わせ訴求にも積極的に取り組んでいきます。ハイビジョン商品を豊富に揃えるソニーの総合力を活かし“ハイビジョンはソニーにおまかせ!”を合言葉に、シンプルで力強いメッセージをお客様にお届けしていきます」

(Senka21編集部 )

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