HOME > ニュース > パイオニア、「スマートループ」機能を強化した“サイバーナビ”3機種を発売

パイオニア、「スマートループ」機能を強化した“サイバーナビ”3機種を発売

公開日 2008/05/09 22:30
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パイオニア(株)は、カロッツェリアの多機能ナビゲーションシステム“サイバーナビ”の新製品3機種を発表。ユーザー間のデータ共有サービスの強化などを実現している。

ラインナップは下記の通り。

■1D+1Dメインユニットタイプ「AVIC-VH9000」/5月下旬発売/¥378,000(税込)
7.0型VGAディスプレイ搭載の地デジチューナー、DVD/CDプレーヤー搭載モデル。WMA/MP3/AAC/DivXファイルの再生にも対応。HDD AVナビオートサーバー。

AVIC-VH9000

■2Dメインユニットタイプ「AVIC-ZH9000」/5月下旬発売/¥357,000(税込)
7.0型VGAディスプレイ搭載の地デジチューナー、DVD/CDプレーヤー搭載モデル。WMA/MP3/AAC/DivXファイルの再生にも対応。HDD AVナビオートサーバー。

AVIC-ZH9000

■1Dユニットタイプ「AVIC-H9000」/5月下旬発売/¥189,000(税込)
HDDナビゲーション。

AVIC-H9000

同社では2006年から、カロッツェリア製品のユーザーどうしがWebを通じてドライブに便利な情報を共有していく独自サービス「スマートループ構想」を打ち立て、サービスを提供している。家庭内のネットワークを利用した「蓄積型プローブ」、無料ブログサービスの「スマートループ ドットログ」、携帯電話を利用した「リアルタイムプローブ」による「スマートループ渋滞情報」など、サービスを実現してきた。

今回の新製品では、5月の発売以降は3年分の各種データがダウンロードによるバージョンアップサービスを通してユーザーに無料で提供される。2008年度は地点情報データを提供し、以降2009年度からは道路データ、全データの3種類が提供される。専用のPCリンクソフト「ナビスタジオ」を利用して、ダウンロードと転送が行える。地点情報データは、新規スポットなどの「地点情報」や、「蓄積型プローブ」で収集したオートパーキングメモリーに基づく、ドアtoドアのルート探索が可能な「駐車場の入口情報」と「駐車場混雑予測情報」の3種類が提供される。また製品購入後も、オープンしたばかりの人気スポットや、駐車場情報の追加が可能になる。さらに道路データには、半年先の開通予定路線の情報が収録されるほか、開通日以降は地図表示やルート探索で利用できるようになる。

カーナビ能力も強化され、施設名称やジャンル、エリアなど、思いついたキーワードを入力するだけで、所望の施設が検索できる「マルチ検索」が新たに搭載される。日本語入力システムも進化させ、文字入力の手間を軽減している。また概算燃料費を表示するルート探索機能の搭載も実現している。

AV機能については、ビデオサーバー機能を搭載した。PCに保存したMPEG-4 AVC H.264形式などの動画ファイルは、ナビスタジオの「BeatJam Video Converter 2008 for carrozzeria」を使い、DivXファイルに変換しブレインユニットに取り込むことができる。本体には4チューナー×4アンテナの高性能地上デジタルチューナーを内蔵。視聴中の番組を10分間ワンセグ画像で記録できる「タイムシフト機能」や、視聴している放送局のエリアを越えても、次に受信した同系列の放送局を自動選択する「オート放送局サーチ機能」も搭載している。

【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カーエレクトロニクス商品 お問い合わせ先
TEL/0070-800-8181-11

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ブランドPIONEER
  • 型番本文を参照
  • 発売日2008年5月下旬
  • 価格本文を参照