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一段上のシアタールームを創る調音パネル「サウンドデザインウォール」

公開日 2008/04/25 19:56
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ホームシアターファンには“オトカベ”や“オトテン”で名が知れる大建工業から、新しい調音パネル「サウンドデザインパネル・K くさび」が発売されている。価格は37,800円(税込/2枚)。

「サウンドデザインパネル Kくさび」Kくさび WB0703-MD

ホームシアタールームでの使用イメージ

本製品はスピーカーの一次反射音など余分な響きを軽減することを目的とした壁面取り付け型の調音パネル。大きな特長は、追加補強工事を行わずとも取り付けられることにある。

基本的に調音パネルや薄型テレビなど、重量のあるものを壁掛けする際、耐荷重の問題から柱に取り付け用のボルトを埋め込む必要がある。その場合2本の柱を利用するのが理想(1本の場合は補強工事が必要)であるが、住宅の柱間の長さは1間(約1.82m)であることが多く、また近年の建築基準法に定められた耐震基準に合致する住宅の場合でも半間(約0.91m)となかなか柱2本を利用することは難しい。

しかし本製品の場合、外形寸法が443W×443H×12Dmmと幅が1間の約数にあたるため、1梱あたりの単位枚数にあたる2枚または4枚での使用で追加補強工事を伴わなくとも壁面へ設置できるという。


Kくさびの吸音性能を示した表
デザインは無響室をイメージさせるくさび型吸音材をイメージ。その立体的なフォルムは本格シアタールームに適合する。その吸音効果も低域から広域まで幅広くカバーする。取り扱うサウンドデザイン社によると、しっかりとした吸音効果を得るためには4枚を縦2枚、横2枚の正方形状に配置することが奨励モデルだという。

既存のシアタールームの音環境をよくする調音パネル。クオリティを重視する方なら積極的に選択肢に加えたいところだ。

【問い合わせ先】
(株)サウンドデザイン
TEL/03-5928-5755

大建工業(株)
TEL/03-3249-4807(東京)
TEL/06-6452-6110(大阪)


(ホームシアターファイル編集部)


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