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東芝、薄型液晶テレビ“REGZA”の新フラグシップを発表 − ZH500/ZV500の2シリーズ展開へ

公開日 2008/04/09 09:28
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(株)東芝は、同社の薄型液晶テレビ“REGZA”シリーズの08年春夏モデルを発表した。最上位機の“Zシリーズ”は新たに“ZH500”と“ZV500”の2つのシリーズで展開される。

ZH500/ZV500シリーズのラインナップは下記の通りだ。

■「ZH500シリーズ」 ハードディスク内蔵ネットワーク録画モデル
・「52ZH500」(52V型)/5月上旬発売/¥OPEN(予想実売価格600,000円前後)
・「46ZH500」(46V型)/5月上旬発売/¥OPEN(予想実売価格500,000円前後)


52ZH500

46ZH500
■「ZV500シリーズ」 ネットワーク録画モデル
・「42ZV500」(42V型)/6月中旬発売/¥OPEN(予想実売価格400,000円前後)
・「37ZV500」(37V型)/6月中旬発売/¥OPEN(予想実売価格350,000円前後)

42ZV500

37ZV500

ZH500シリーズは本体に東芝製の2.5インチHDDを内蔵。容量は300GB。他にも前機種の“Z3500シリーズ”にも採用されていた外付のUSB/LAN HDDへの録画機能も兼ね備え。ZV500シリーズは外付のUSB/LAN HDDへのネットワーク録画機能のみを搭載する。

両シリーズともに半光沢処理を施した広色域10ビット駆動対応のフルHD倍速液晶パネルを搭載する。ZH500はVA方式、ZV500がIPS方式となる。HDMI入力端子は4系統を搭載し、Z3500より1系統増やされている。

■“おまかせドンピシャ高画質”によりユーザー個別の視聴環境に最適な映像を実現


Z3500から引き続き搭載される映像処理エンジン「パワー・メタブレイン」
映像処理エンジンには「パワー・メタブレイン」をZ3500に引き続き搭載する。ハードウェアには前機種と同じLSIデバイスが採用されているが、ファームウェアを更新し新たな高画質技術が投入されている。その最たる特徴が“おまかせドンピシャ高画質”というコンセプトを銘打った新機能、「おまかせモード」の搭載にある。

映像モードとして新設された「おまかせモード」は、ユーザーが視聴する部屋の環境や、画面に映し出される映像信号の内容をリアルタイムで解析し、映像を最適な画質に自動調整する機能だ。ユーザー個別の地域/カレンダー情報/時刻情報など、視聴環境に関する情報を設置地域の設定時に登録しておけば、テレビが日の出・日没時間を把握し、照明使用時間を算出。内蔵する明るさセンサー機能と相まって、昼夜を問わずに最適な視聴環境で映像が楽しめる。さらに部屋の照明環境を「蛍光灯色(クールな白)」か、または「電球色(暖かい白)」より設定すれば、照明使用時間には照明の色温度を基準にテレビの色温度が自動で調整される。室内環境に「外光」が得られる環境か否かを設定する項目も設けられている。また画面上に映し出されているコンテンツも、ビデオ素材かフィルム素材かといった要素や、映像の輝度をリアルタイムで1画素ごとにヒストグラム解析を行い、最適な画質を楽しむことができる。

視聴環境やソースをリアルタイム解析し、最適画質に調整する

「おまかせモード」はカスタマイズも可能

部屋の照明を設定し照明環境に応じた色温度調整も行える

画質調整機能はユーザーカスタマイズにも対応している。「おまかせモード」選択時にも、ユーザーの好みに合わせて明るさセンサーの感度が調整できる。映像1コマごとのヒストグラム解析や、それぞれに応じたガンマ特性(質感リアライザー特性)の変化については、画面左側にイコライザーが表示され、リアルタイムで確認することができ、ガンマ特性についてもユーザーカスタマイズが行える。

その他、高画質再生の機能面では120コマ/秒の滑らかでクリアな映像を実現する「フルHD・モーションクリア」技術や、1シーンごとにヒストグラムを作成し映像信号を補正する「パワー・質感リアライザー」、シーンごとの輝度変化に応じてシャープネスを調整する「パワー・ディテールリアライザー」をZ3500シリーズに引き続き採用。10ビット駆動に対応する液晶パネルはパワー・メタブレインの「階調クリエーション」で高めた階調を、高精度に表示することができるほか、HDMIはx.v.ColorやDeep Color、1080/24pの映像信号入力に対応。24コマ/秒の各コマを5コマずつリピートし120コマ/秒表示する「5−5フィルムモード」も搭載し、フィルムコンテンツの質感溢れる再現も可能にしている。


■充実の録画機能と使い勝手を高めたリモコン

チューナー構成はともに、地上・BS・110度CSデジタルを2基、地上アナログを1基搭載。ZH500は300GBの内蔵HDDを搭載しており、ユーザー交換が可能。H3000シリーズで採用されていた交換対応の内蔵HDDより、さらにコンパクトな東芝製2.5型HDDを採用している。ZH500/ZV500ともにUSB HDDやLAN HDDを接続し、テレビ番組の録画が楽しめる。また両シリーズともに本年の6月2日から運用開始予定のダビング10に対応する。

より小型化が図られた東芝製2.5型HDDを搭載

ZH500シリーズは本体側面にHDDポケットを設ける

USB HDDやLAN HDD、PCなどと接続して録画・再生を楽しめる

電子番組表は視認性の高い「レグザ番組表・ファイン」を搭載。録画したい番組を電子番組表からリモコン操作で選ぶだけの簡単操作で録画が行える。リモコンの使いやすさも高められており、Zシリーズの系譜モデルとしては初めて、今見ている番組がすぐに録画できる「録画」ボタンをリモコンに配置した。ほかにも「今すぐニュース」や「ちょっとタイム」のボタンも採用されている。また「録画リスト」ボタンを押して録画した番組一覧を表示、ジャンル別や連ドラ別に録画済みの内容を表示して、見たい番組を簡単に探すこともできる。さらにリモコンの「再生」ボタンを押せば、最後に見ていた番組をすぐに再生したり、スキップボタンで前後の番組を選ぶこともできる。録画内容の早見早聞再生は1.5倍速対応としている。

「録画」ボタンなどを新たに設け、使い勝手を高めている

連ドラ録画予約のイメージ。連ドラ予約なども行える

ZH500は地上デジタル放送の12セグ放送のほかに、ワンセグ放送の同時録画機能も搭載している。テレビ本体にSDメモリーカードスロットを搭載しており、アダプタを接続したマイクロSDメモリーカードへ録画番組のダビングが行える。ダビングした番組は動作確認済みの東芝“レグザケータイ”シリーズのワンセグ対応携帯電話をはじめ、SDビデオフォーマットの視聴に対応するワンセグ対応携帯電話から外出先などで見ることができる。

本体側面にはSDメモリーカードスロットも備える

ワンセグ放送の同時録画機能も搭載

ZH500シリーズでSDカードに録画したワンセグ番組は“レグザケータイ”などで視聴可能

またZH500/ZV500ともに、ダビング10の運用開始後は、テレビからHDDに録画したダビング10対応の番組を、本体搭載のデジタル放送録画出力端子(S映像/コンポジット)経由でDVDレコーダーなどに接続し、アナログSD画質でDVDなどへアーカイブすることができるようになる。なお、本機能の対応はダビング10運用番組に限定されている。


■IPTV対応やレグザリンクの機能も進化

ZH500/ZV500シリーズでは、ブロードバンドによる映像配信サービスへの対応も充実させている。本体にはH.264デコーダーを内蔵し、(株)アクトビラが提供する「アクトビラ ビデオ・フル」や、(株)NTTぷららなどの提供による「ひかりTV」などの、ハイビジョン画質の映像配信サービスにも対応している。

「アクトビラ ビデオ・フル」や「ひかりTV」にも対応する

またサーバーダビング機能も強化された。REGZAからローカル暗号で内蔵HDDやUSB/LAN HDDに録画した番組をDTCP-IP方式で保護し、ホームネットワーク経由でDTCP-IP対応のHDDサーバーなどにダビングができる。ダビングされた番組は、録画したREGZA以外のDTCP-IP対応テレビやノートPCなどでも共有して見ることができる。

REGZAのリモコン一つで様々な接続機器の操作が可能な「レグザリンク」機能も、ノートPC“Qosmio”シリーズや、レコーダー“VARDIA”シリーズのほかにもヤマハやオンキヨーのサラウンドシステムなどとの連携を実現。今回のモデルではさらに対応機器を拡張し、新たに携帯電話“レグザケータイ”との連携を可能にしている。市販のBluetoothUSBアダプターをテレビ本体に接続して、携帯電話で撮影した写真をBluetoothで伝送してテレビで見ることができるようになった。またUSBやネットワーク経由で楽しめる写真表示を高速化。サムネールの表示枚数も増やして一覧性を向上させている。さらにインターネットブラウザも高速化を実現している。なお既発売のブロードバンド機能搭載の“REGZA”シリーズのテレビについても、今後ファームアップでブラウザの高速化機能が追加される予定だ。

音声面ではテレビ製品として初めてドルビー・ラボラトリーズの音響技術「ドルビーボリューム」への対応を実現(ドルビーボリュームの詳細)。本技術の採用により、テレビ番組の視聴中、CMへ切り替わるタイミングなど、視聴コンテンツや入力ソースの違いによって生じる音量レベルのばらつきを、自動的に一定、かつ均一に保ち、常時快適な音量でテレビを楽しむことができる。またボリュームを絞った小音量再生時にも聴き取りやすい音声を実現している。サウンドシステムはZH500が2.5cmトゥイーター、3.5cmフルレンジスピーカー、3.0cmウーファーによる「6スピーカー・3ボックスシステム」で構成された新開発のスピーカーシステムや、イコライザー機能のDSP、クラスDデジタルパワーアンプの組み合わせによる“パワー・レグザオーディオ”を採用。総合33Wのハイパワー出力により、低音から高音まで臨場感ある再現を可能にしている。ZV500は軽量・高剛性が特徴の竹繊維を用いたスピーカーシステムやイコライザー搭載のDSPやクラスDデジタルアンプとの組み合わせによる“新レグザオーディオ・プロ”を採用し、聴き取りやすい高音質を実現している。

ZH500シリーズに搭載された新開発のスピーカー

本体のデザインもインテリアとの調和を重視した、柔らかく質感の高いフォルムを実現。「水の表面張力をイメージした」という、曲面を活かしたデザインが新しい“REGZA”シリーズの特徴となる。ZH500シリーズはフレーム部にメタルトリムを配し、アクセントが加えられた。スタンド幅も狭くし、よりシンプルなフォルムにするとともに、様々なテレビラックへ設置できるようにデザインされている。一方のZV500シリーズでは、フレームにシルバートリムを配置。スタンド幅も様々なラックに対応できるよう、ZH500同様スマートな横幅としている。

【問い合わせ先】
東芝家電ご相談センター
TEL/0120-1048-86

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番52ZH500
  • 発売日2008年5月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格600,000円前後)
【SPEC】●サイズ:52V型 ●パネル:ハーフグレア 120Hz駆動 フルHD VA方式 ●解像度:1920×1080 ●画像処理システム:パワー メタブレイン ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル×2、地上アナログ×1 ●内蔵ハードディスク:300GB 東芝2.5型ハードディスク ●番組表:レグザ番組表ファイン ●入力端子:HDMI×4、D4映像×2、S映像×2 ●出力端子:光デジタル音声 ●その他端子:USB×2、LAN×3 ●消費電力:372W ●外形寸法:1257W×842H×368Dmm ●質量:43.5kg
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番46ZH500
  • 発売日2008年5月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格500,000円前後)
【SPEC】●サイズ:46V型 ●パネル:ハーフグレア 120Hz駆動 フルHD VA方式 ●解像度:1920×1080 ●画像処理システム:パワー メタブレイン ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル×2、地上アナログ×1 ●内蔵ハードディスク:300GB 東芝2.5型ハードディスク ●番組表:レグザ番組表ファイン ●入力端子:HDMI×4、D4映像×2、S映像×2 ●出力端子:光デジタル音声 ●その他端子:USB×2、LAN×3 ●消費電力:325W ●外形寸法:1113W×752H×313Dmm ●質量:32.7kg
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番42ZV500
  • 発売日2008年6月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格400,000円前後)
【SPEC】●サイズ:42V型 ●パネル:ハーフグレア 120Hz駆動 フルHD VA方式 ●解像度:1920×1080 ●画像処理システム:パワー メタブレイン ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル×2、地上アナログ×1 ●番組表:レグザ番組表ファイン ●入力端子:HDMI×4、D4映像×2、S映像×2 ●出力端子:光デジタル音声 ●その他端子:USB×2、LAN×3 ●外形寸法:1009W×698H×313Dmm
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番37ZV500
  • 発売日2008年6月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格350,000円前後)
【SPEC】●サイズ:37V型 ●パネル:ハーフグレア 120Hz駆動 フルHD VA方式 ●解像度:1920×1080 ●画像処理システム:パワー メタブレイン ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル×2、地上アナログ×1 ●番組表:レグザ番組表ファイン ●入力端子:HDMI×4、D4映像×2、S映像×2 ●出力端子:光デジタル音声 ●その他端子:USB×2、LAN×3 ●外形寸法:902W×635H×258Dmm