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<東京モーターショー2007>松下電器産業、初の車載用BDプレーヤー試作機を展示

2007/10/24
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第40回東京モーターショー2007が10月27日(土)より11月11日(日)まで、幕張メッセで開催される。主催は(社)日本自動車工業会。会期中は世界11カ国から240の出展者が集まり、最新製品や技術の展示を行う。本日はプレス向けのプレビューが開催された。

会場内「タイヤ・オーディオ館」には、展示各社による最新のカーAVソリューションが出展されている。今回は本館を中心に、注目を浴びていた出展内容をご紹介していこう。

■松下電器産業はウワサの車載用BDプレーヤー試作機を展示


松下電器産業が出展した車載用BDプレーヤーの試作機
松下電器産業のブースには、今年のCEATEC JAPAN会場のBDAブースで行われた記者会見でも発表が示唆されていた(関連ニュース)、車載用BDプレーヤーの試作機が展示されていた。同社が本試作機を一般向けの展示会で披露する機会は今回が初めて。

試作機では家庭用BDプレーヤーやレコーダーに搭載するドライブを車載用にチューニングし、搭載している。主には車載時の耐振動性能の強化を行うとともに、レーザー部についても車載時の温度条件に対応可能なよう変更されている。基本的なメカニズムは車載用DVD/CDプレーヤーと同じであるという。再生可能なディスクの種類については未定だが、BD-ROMのほかにもBD-R/-REへの対応が検討されている。

今回の展示では、同じく参考展示の製品として出品されていた車載用の7V型WXGAパネル搭載ハイビジョン液晶ディスプレイと、リアシートエンターテイメント用の16.2型液晶ディスプレイにHDMI接続し、スタンダード画質の映像との比較デモを行っていた。


7V型WXGAパネル搭載ハイビジョン液晶ディスプレイで映像のデモを行う

スタンダード画質の映像(左)との比較デモ
ブース解説員の説明によれば、本機の発売時期については2008年以降に検討されており、価格についてもまだ未定であるとのこと。今後は筐体のサイズについても、1DINユニットサイズに適合するよう、さらに小型化が進められる予定だ。

(Phile-web編集部)




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