HOME > ニュース > ソニー、業務用中継サービス「LocationPorter」を開始 − FOMA回線でH.264/AVC映像の伝送が可能

ソニー、業務用中継サービス「LocationPorter」を開始 − FOMA回線でH.264/AVC映像の伝送が可能

公開日 2007/02/26 18:12
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

ソニー(株)は、FOMA回線やブロードバンド回線を利用し、H.264/AVCの映像をリアルタイムに伝送するシステム、「LocationPorter(ロケーションポーター)」サービスを3月15日より開始する。

映像コーデックはH.264/AVC、音声コーデックはATRAC3plus。DVカメラで撮影した映像を、ロケーションポーター・ソフトウェアをインストールしたパソコン経由でIP回線などを利用して伝送する。これにより従来よりも少人数かつ機動性の高い高画質中継を実現できるという。

サービスのイメージ図

また、最適な映像の伝送レートとフレームレートを自動的に選択する「ARC」(Adaptive Rate Control:最適レート制御機能)、伝送時に喪失したパケットを同社独自アルゴリズムで特定し、そのパケットのみを再送する「Real-time ARQ」(Automatic Repeat reQuest:パケット再送機能)やFEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正機能)など、自社開発の映像品質制御機能により、変動する環境下においてもIPネットワークの状況に応じて安定した映像伝送を可能にするという。


【問い合わせ先】
ソニー株式会社
ロケーションポーター・コンタクトセンター
TEL/03-5435-3500

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック